お正月は浅草公会堂と歌舞伎座で歌舞伎始めをしました。
まずは浅草。
新春浅草歌舞伎は若手中心の公演です。
若手と言っても実力派揃い。
双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
『引窓』という演目、、、
尾上松也さんの濡髪長五郎にハートを鷲掴みされました!舞台に立っているだけで存在感がありますね、去年のFNS歌謡祭ではステキな歌声も披露されていましたし、本当に多才な方です。
そして初春大歌舞伎。
高麗屋の三代襲名という記念すべき公演に、豪華すぎる出演者が揃っています。
歌舞伎の三大名作のひとつ、
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
『寺子屋』という演目が、わたくし生田は歌舞伎の演目の中で1番好きなのです。
主役の松王丸を松本幸四郎改め二代目松本白鸚さんが演じられるということで、非常に楽しみにしておりました!
目頭が熱くなりました。。。悲しいお話なんです、寺子屋。おススメです!
『車引』という演目では、松王丸をこちらは市川染五郎改め十代目松本幸四郎さん、梅王丸を中村勘九郎さん、桜丸を中村七之助さんが演じられました。同じ役柄(松王丸)を父子で演じられるんですねぇ。
この車引は荒々しく豪快な演出の「荒事(あらごと)」というジャンルの歌舞伎で、力強い見得のオンパレードに、さまざまな隈取りも見られて、お話云々よりもとにかくほれぼれするほどかっこいいです。荒事もおススメです!
私には、文章で歌舞伎の楽しさをお伝えできるほどの才がないのでここまでとさせていただきます。
歌舞伎行ったことないなぁという方、今年こそデビューしてみてはいかがでしょう、、、?