やはり。
人のお話聴くのが、好きです。
普段も好きだけど、インタビューというフレームのなかでは、もっと好き。
初対面なのに、コアに触れられるから。
今日は、1月30日にBSで放送される『その時、私は』で伊東四朗さんにお会いしました。
喜劇役者として生きてこられた伊東さん、普通にお話されている間合いも、そこはかとなく可笑しくて、つい
クスクスからガハガハまで大小取り混ぜて笑ってしまいます。
58年の役者人生、役者になること自体もそのあとも、
自分からこれをやりたいというよりは、ひょんなことから始まる軽妙さ。
なのに続いていく伊東さんならではの味わい。
子どもの頃、伊藤さんとはわからないまま電線音頭をマネしてた、そのホンモノが目の前に!
そんな可笑しさとは裏腹に、喜劇をやることの怖さ、
舞台に立つ人同志でしかわからないだろう境地についてのお話には、
すぐに簡単な言葉では返せない迫力がありました。
また、ウッとなってしまいましたもの。
言葉では言えないものもある。
でも、言葉で伝え合おうとする。
今日も、幸せでした。