こんにちは
新美です( ´ ▽ ` )
先日、舞台『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』を観てきました!
わたくしごときが、大それたことを感想として述べますが
とにかく良かった、ということだけはお伝えしたいのです、と事前に謝らせてください。
主演、宮沢りえさんの艶やかで繊細
かつ、
舞台に根をしっかり張り巡らせたような
どっしりとした演技に、心を奪われてしまいました…
第1幕の終わりは特に。とてつもなくかっこいいのです。
そんな宮沢さんの弟を演じる妻夫木聡さんも、
いつものチャーミングなお芝居から、
心に訴えかけてくる鋭いお芝居まで本当に魅力的で…
お芝居のラストシーン。素敵な舞台セットの中、
妻夫木さんのこちらに迫るようなセリフの数々…
刹那で消えゆく芸術の美しさを時に恨みながらも、
その儚さゆえの美しさも感じました。
詳しくは控えますが、とにかくはっと気づいたときには視界がじんわりぼやけてきます。
脇を固める役者の皆さんもとっても豪華で…
衣装もダンスも妖艶で…
舞台の使い方も隙がなく、短時間で心地よい時間軸の歪め方をされるのです。
この『足跡姫』は、野田秀樹さんが
中村勘三郎さんへのオマージュとして書いた作品…
お芝居は、その瞬間に生きるもので、形には残りにくいもの。
ただ、その瞬間に、誰かの心に熱く焼きつく何かが生まれることもあるのだなあ…と思いました。
奇しくも今日の金曜プレミアムは
中村屋ファミリーの特別番組です。
19時57分に放送されますので、
よかったら皆さんもご覧になってくださいね。
『足跡姫』の最後、
とても好きなセリフがありました。
くううう、誰かと共有したい!!笑
この気持ちも、お芝居の楽しみですね。
にいみ