週末のパン教室で、久しぶりにポコさんの保育園友達が集まった。
その中に、去年、2人目のお子さんが生まれ、ママの復職を4月に控えた家族がいた。
『認可保育園、落ちちゃったの。まさかの待機児童。認証保育所や無認可の情報、教えて〜涙』
保育園を卒園して以来、遠い話になりかけていた保活事情が急に身近に感じられて、ハッとなった。
遠い話にしかけていた自分に喝!をいれた。
保育園の熾烈な椅子取りゲーム(言葉は悪いが、現実はそう)に関して、やはり現状は去年の『日本死ね!』から改善されたとは言い難い。
2人目とはいえ、お兄ちゃんが小学生になると、保育園における兄弟ポイント(ポイントが多いほど入園の必要性が高いとみなされる)はつかない。
「時短勤務の可能性を正直に申請したからかなぁ〜」とため息をもらす友達ママの会社は、この4月以降の育児休暇の延長は認めないという。
彼女は仕事を諦めたくないから、保活を続けるって言ってたけれど。
働く意欲があり、なおかつ会社も復職を望んでいる人材が、保育園に入れないという理由だけで、社会に戻れない。
不条理。
そもそも、最近知られてきたけれど、待機児童の定義は自治体によって違う。
例えば、保育園に落ちたから、育児休暇を延長した人は、待機児童にカウントされない自治体もある。待機児童の数を減らしたいだけなんじゃないの?そんな声が、保活者の中から漏れるのは、仕方がないような気がする。つぶやきを声にして、社会で共有したいと思った。

髪、切った。やっぱり短くされてしまった。私の美容師さんは、迷いがない。私の周りは、そういう女性が多い。感謝。
