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佐々木恭子の行き当たりばったり

反転。

2017/03/18 13:08
posted by 佐々木恭子
今朝はオットが早くから子どもたちを連れ出してくれたおかげで、いつもとは違う時間にランニング。5キロの旅。


よ、、よ、、、ようやく5キロまできました、、、。


あ、その前に。娘は、パパが帰ってくると、ママは人気ないんだよねぇという女子らしい一言を残して出かけていきました。笑



さて本題。
一気に春めいた今日。
近隣の幼稚園や小学校では卒業式で、町中でもそこだけエモーショナルな風景。

自分の卒業式のことも思い出して。

もう会えないねとあんなに泣いたのに、それぞれみんな、いまはいまを生きている。
かつて過ごした時間の記憶は、時々濃くなったり薄くなったり、まるっきり忘れていたり、でもしっかりといまの一部になっている。

きっと、今日卒業して涙する人たちにも、これから、またステキな出会いがあるんだろうな。



と同時に、自分の小学校の卒業式に母がハンカチで涙を拭う姿を思い出しました。その頃、???なんでおかあさんが泣くん?と不思議だったんですよね。

なんでおかあさん泣くの?

大きくなったと実感するからよ、というやりとりまでしたことも蘇る。


いまは、、、少しずつわかります。


教えてるつもりが、教わってる。
差し出してるつもりが、それ以上にもらってる。


その反転にふと気がつくときに、家族のみならず、仕事場でもそれ以外でも、あぁ、豊かな時間なんだなぁ、、、と思う瞬間があるのです。


そんなことを思いながら、柔らかな暖かな朝を、軽快にとはいかなくても、どしどしと進むのは、きもちよいスタートでした。
ついこの間まで、空気を切り裂くように進んでいたのに、いつしか、ふんわり包み込んでくれて。

穏やかな週末をお過ごしくださいねー!