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佐々木恭子の行き当たりばったり

こころが踊る。

2017/06/30 14:13
posted by 佐々木恭子
今週、ステキなお二人に会ってお話をさせていただきました。

7月から始まる『セシルのもくろみ』というドラマの企画。
さまざまな立場の女性、独身やシングルマザーや共働きや、専業主婦、、、の女性たちが、それぞれの正義をもちながら幸せを探していく、、、という物語。

その冒頭で、リアルな女性たちの声が届けられるのです。

インタビューさせていただいた順にご紹介。

モデルの稲沢朋子さんは、雑誌STORYのカバーモデル。
シングルマザーで、40歳手前で読者モデルにスカウトされ、いまや表紙を務めるまでにいたった稲沢さん。


そして、言わずと知れた、日本女子サッカー界を牽引し続け、いまやお母さんでもある澤穂希さん。


30分前後のインタビューでしたが、ひと言、ひと言がとても濃くて。

お二人とも、超ポジティブ。それでいて、周りへの感謝を忘れない奥ゆかしさ。


、、、惚れまくりです。

若い頃は、ポジティブって、もともとの性格に由来するように思っていましたが、そうではないんだと今になって思います。

ポジティブって、もちろん悩みはつきないけど、それを無理に前向きに捉えることではなく、チャレンジを続けてきたからこそ、どんなことでも、たとえマイナスでもプラスに変えていけるチカラであり、まさに修練の賜物だとお二人から教わりました。

というより、わたしはそう受け止めました。

ビッグチャレンジがあるから、子どもたちにも胸を張ってがんばれと言えるようになったとおっしゃる稲沢さん。


小さな頃からなんでも自分で決めてきた、だから進んできた道、選択にはなんの後悔もないと清々しくおっしゃる澤さん。引退後、ボールを蹴りたいと一度も思わないほどやり切りましたと、とても奥ゆかしく、でも揺るぎない口調に、その清涼感が、さぁっとわたしの心を吹き抜けたまま、自分の淀みまで一掃してもらった気分です。笑


精一杯。全力。


ラクしたい自分に喝です。

そして、精一杯やるためには、目の前にあるものを愛すること。


何をもってるか、何の仕事か、オットのステータスがどうだとか関係なく、そして、子どもが自分の作品でもなく、、、それを取り払っても、

いつでも会いたいと思い思われる人間関係、、、それが財産だなぁ、と。