FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

オンナの物言い。

2019/01/07 17:22
posted by 佐々木恭子
スーパーや観光地で、子どもにとって魅惑的な場所といえば、

そうです。出入りにある、ガチャガチャ。

楽しいのは、わかる。子ども心にうっすら覚えてる。


近くのスーパーに娘と二人買い物に行ったときのこと。
案の定、ガチャガチャ見ていい?と聞いてきます。

私があまりさせないので、していい?ではなく、見ていい?と言う辺りが、わかってます。笑

一通り見たあと、店内に入って買い物を始めると、娘は最高潮にふくれっ面。


気にせずいたら、いよいよ交渉が始まりました。

「ガチャガチャしていい?」

「なぜしたいの?」

「かわいくて欲しいのがあったから。」

「それはわかるけど、お母さんはさせたくないなぁ。大事にしてないもの。」

「大事にするよ。」

「これまでも、開ける瞬間が最高で、その後、すぐに興味なくなるよ。だから、だめだよ。」

ここまで、何度も繰り返してきたやり取りに、母は梃子でも動かないことを知ってる娘は、さらにふくれっ面になり、


「わたしがこんなにいつもママに付き合ってあげてるというのに、ママはわたしに何もしてくれない。だいたい、いつもわたしだけ我慢ばっかり。お兄ちゃんはみんなに褒められて、わたしは褒められないし。わたしばかり、がまんだよ。」

見事なヒロインぷりに、笑っちゃいけないけど、笑ってしまった。

わたしばかり我慢して、、、。

言ってないつもりで、たぶん、娘の前でも、この台詞言ったことがある。

ママばっかり大変、、、。

もっと言うと、祖母の口癖は、「女性ばかりが大変だ、、、」とお茶すら自分で淹れない祖父に当てつけるように、高らかに言っている。笑

やれやれ。

自分ばかり大変なわけはなく、それぞれ大変なことは百も承知で、飲んで飲んで飲み込んだあと、時々こういう拗ねた物言いをしてしまう、我が家のオンナたち。

素直に、相手に起こしてほしい行動を言えればいいのにね。笑

なぜ、できないのだろう。