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佐々木恭子

こんな日に!喉の不調、、、だったのが。

2019/11/05 20:00
posted by 佐々木恭子

先週のこと。

地上波では日曜14時にフジテレビで放送されている『ザ・ノンフィクション』。

そのBS版のナレーションを担当いたしました。

http://www.bsfuji.tv/thenonfictionsp/pub/index.html

BS版は、2時間番組なのですよぉ。

2時間ものドキュメンタリーを読めるなんて、しあわせの極地。

しかも、内容は、地上波放送の時食い入るように観てた、歌舞伎町のホストの物語。

40代の伯爵という名のホストが、若い世代の隆盛にほぼ稼ぎもなくなり、どん底からどうやって人生を立て直すか、、、。

なぜ、わたしが語り手として依頼を受けたか、原稿を見て笑ってしまうほどでした。

生きる世界は違えど、中年の私にも心に刺さるテーマすぎて。

このまま今の自分に甘んじていいのか。

自分は、もはやひとつの役割を終えようとする世代なのか。

プレーヤーから脱皮するときなのか。

何にこだわっているのか。

、、、でも、プライドはある。

等々、、、中年クライシスです。まさに。

伯爵がそこから奮起する様子をぜひぜひご覧くださいね。

いざナレーションの日。

年間通して滅多に痛くならない喉が、少し痛い。そういえば、寒暖差でわたし以外の家族鼻水ズルズルだったぜぃ、、、。やれやれ。

と、少し不安な気持ちで向かったものの、意外と喉も耐えてくれたような気がします。読み終わる頃にはすっかり、痛みも晴れて、やはり、作り手が真摯に向かい合ってる作品から、いいパワーをもらったのかもしれないです。

いい日だったな。