更新日:2016年08月05日

初戦は韓国!木村沙織「ガツガツした試合になる」

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    2016年8月17日
    バレーボール日本女子代表は準々決勝でアメリカと対戦し、0−3でストレート負け。銅メダルに輝いたロンドン五輪に続く2大会連続のメダル獲得とはならなかった。


    2016年8月15日
    バレーボール日本女子代表は予選グループ5戦目、アルゼンチンと対戦し、3−0でストレート勝ち。通算成績2勝3敗でグループAの4位となり、決勝トーナメントに駒を進めた。


    2016年8月11日
    バレーボール日本女子代表は予選グループ3戦目、開催国でオリンピック2連覇中のブラジルと対戦し、0−3でストレート負け。通算成績が1勝2敗となった。日本の次戦は日本時間13日に行われ、ロシアと対戦する。


    2016年8月8日
    バレーボール日本女子代表は、予選グループ2戦目でカメルーンと対戦し、3−0でストレート勝ちし今大会初勝利を挙げた。日本の次戦は11日に行われ、ブラジルと対戦する。


    2016年8月6日
    バレーボール日本女子代表は、リオ五輪初戦で韓国と対戦し、1−3で敗れ黒星発進となった。グループリーグAの日本は、ブラジル、ロシア、韓国、アルゼンチン、カメルーンと同組。日本の次戦は8日に行われ、カメルーンと対戦する。


    目指すはロンドン五輪よりいい色のメダル!

    まもなく開幕するリオデジャネイロ五輪。女子バレーは8月6日に初日を迎える。

    全日本女子は2004年アテネ五輪以降4大会連続の出場。4年前のロンドン五輪では、28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。今大会に向けては、「前回よりもいい色のメダル獲得が目標」と眞鍋政義監督も選手も口を揃える。



    ただ、簡単な目標ではない。前回のロンドン五輪は、08年北京五輪から核となる選手が変わらず、そこに新戦力をプラスしながら10年世界選手権3位、11年ワールドカップ4位と着実に実績を重ねて最終目標のロンドンにたどり着いた。しかしそのロンドン五輪後は、セッター竹下佳江やリベロ佐野優子など長くチームを支えたベテラン選手たちが抜け、初代表の若手選手が多く加わった。核となるメンバーが固定されず、戦術も試行錯誤が続き、14年世界選手権は7位に沈むなど苦しんだ。
    その間も世界は待ってくれない。4年前はロンドン五輪金メダルのブラジル、銀のアメリカが抜きん出ている感があったが、その2チームに加え、若手大型選手を揃えた中国がロンドン後に著しい成長を見せ、昨年のワールドカップで優勝。セルビア、ロシアなどヨーロッパ勢も力があり、メダルへの道は前回以上に険しそうだ。眞鍋監督も、「世界のバレー関係者は誰一人、日本がベスト4に入るとは思っていないでしょう」と言う。

    そうした見方を覆し、世界を驚かせるには、エースの木村沙織やミドルブロッカーの荒木絵里香などロンドン五輪経験者が安定した働きをした上で、ロンドン以降に加わった新戦力が、自身の持ち味を大舞台で発揮し、さらに大会を通して成長できるかどうかが重要。特にベテランが抜けたセッターとリベロが鍵を握りそうだ。



    今回、司令塔を務めるのは21歳の宮下遥と25歳の田代佳奈美。眞鍋監督は、「ロンドン五輪のセッター竹下と中道瞳は、身長は低いけれど安定したトスを上げるセッターだった。宮下、田代はその点では前回の2人に比べると劣るけれど、2人よりも高さがある。前回はセッターの上から打たれたけれど、今回は、特に宮下はブロックがいいので、その上からやられることはないし、ディフェンスもサーブもいい」と期待を寄せる。



    リベロは今回、座安琴希と佐藤あり紗の2人が選出され、五輪ではどちらかがリベロ、もう1人がレシーバーを務める。その見極めについて監督は「リベロは安定したサーブレシーブと安定したディフェンス力が重要。一方でレシーバーは3回のローテーションだけ入ることになるので、メンタル的にも強くなければ成功しない」と語る。5月のリオ五輪最終予選では座安がレシーバーを務めたが、五輪では果たしてどうなるか。



    五輪は12チームが6チームずつ2組に分かれて予選ラウンドを戦い、各組上位4チームが決勝トーナメント(準々決勝)に進出する。日本と同じ予選A組にはブラジル、ロシア、韓国、アルゼンチン、カメルーンがいる。アルゼンチンとカメルーンは格下だけに、日本の決勝トーナメント進出は堅そうだが、4位チームは準々決勝でB組1位と対戦することになるため、予選を一つでも上の順位で勝ち上がりたい。そのためにはまず初戦の韓国戦に勝たなければならない。

    世界的なエース、キム・ヨンギョンを擁する韓国とは、前回ロンドン五輪では銅メダルをかけて対戦し、日本が勝利した。しかし今年5月の五輪予選では日本が完敗している。今回が4度目の五輪出場となる主将の木村はこう語る。

    「初戦が一番大事。五輪予選とオリンピックの韓国というのは、いつもと全然違うチームになっていて本当に強い。ロンドン五輪の3位決定戦では日本が勝ちましたけど、韓国はその時とメンバーがあまり変わっていないので、その時の悔しさを持っている選手が多いと思う。だからリオ五輪の初戦はすごくガツガツした試合になるんじゃないかなと思います。自分たちはしっかりと冷静に、いい形で攻められるようにやっていきたい」

    初戦からいきなりアジア同士のガチンコ勝負。それが、今大会の日本のゆくえを占う試合となりそうだ。


    (文/米虫 紀子)

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