更新日:2016年08月11日

男子体操、12年ぶりの金メダルなるか!?

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    2016年8月16日
    白井健三が、種目別の跳馬で15.499点を記録し、銅メダルを獲得した。白井は、団体の金メダルに続き自身2つ目のメダル。


    2016年8月11日
    内村航平は、体操個人総合で金メダルを獲得した。1位と0.901点差の2位で最終種目の鉄棒を迎えた内村は、ほぼ完ぺきに近い演技で15.800の高得点を記録。5種目まで1位だったオレグ・ベルニャエフは、14.800に終わり大逆転で、ロンドン五輪に続く個人総合連覇を飾った。加藤凌平は、鉄棒での落下が響き11位に終わった。


    2016年8月9日
    体操の男子団体決勝が行われ、日本が12年ぶりの団体金メダルを獲得した。予選4位に終わった日本だったが、第5ローテーションの鉄棒で首位に立つと、最終種目のゆかで、白井健三、加藤凌平が高得点を連発。最後もエースの内村航平が15.600点を記録し、2004年アテネ五輪以来3大会ぶりの金メダルに輝いた。


    男子体操、12年ぶりの金メダルなるか!?

    世界選手権個人総合6連覇、前回ロンドン五輪個人総合金メダルを獲得した絶対エース、内村航平を擁する男子体操が、2004年のアテネ五輪以来12年ぶりの団体金メダルを狙う。昨年の世界選手権で日本男子体操は、ライバルの中国を下し、団体では37年ぶりとなる金メダルに輝いた。



    リオ五輪での団体メンバーは、内村を筆頭に白井健三、加藤凌平、田中佑典、山室光史と精鋭ぞろい。白井以外の4人は、前回のロンドン五輪の銀メダルメンバーだ。



    オリンピックでの個人総合2連覇も狙う内村が、欲してやまないのが団体金メダル。悲願成就のためには、自身の頑張りはもちろんのこと、床と跳馬で驚異的なひねりを見せる白井の活躍が必要不可欠だ。ここに全種目でバランスが取れた加藤、平行棒のスペシャリストである田中、つり輪が得意の山室がそれぞれ持てる力を発揮すれば、金メダルも夢ではない。





    ライバルと目されるのは、中国が一番手か。昨年の世界選手権では日本、イギリスの後塵を拝して銅メダルに終わったが、それまでは6連覇だった。リオ五輪では国の威信をかけて挑んでくるだけに、日本にとっては最も気を抜けない相手だ。

    その他にも、昨年の世界選手権で銀メダルに輝いたイギリス、同4位のロシア、同5位のアメリカも実力は拮抗しているだけに、日本としては侮れない。

    種目別に目を向けてみても、日本人選手のメダル獲得の可能性は十二分にある。前述した内村は世界選手権個人総合6連覇中と無類の強さを誇る。白井も2013年と2015年の世界選手権ではゆかで優勝している。団体で弾みをつけて、個人総合、種目別でも高みを狙いたいところだ。



    注目の団体予選は、日本時間8月6日からスタート。決勝は同9日に行われる。

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