ココ調

今日のココ調

なぜこの時期に!?急増する電車の遅延の理由とメカニズムを実験調査!

「電車の遅延がマジでやばいんですよ」


「遅延して1限間に合わなかったよね」


街で、最近電車の遅延が多いと思うかアンケートした結果、およそ7割が「多いと思う」と回答。
さらに専門家は…。

「4月は電車が遅れることが多いんですね」


そう4月は、電車がよく遅れるというんです。

そこで今日の『ココ調』は、遅延の原因を本物の電車を借りて検証!

なぜ電車の遅延は4月に多い!?
その理由とメカニズムを徹底調査します!

まずは最近の遅延について、どんな理由が多いと思うか街で聞くと…。

「人身事故」


「雨みたいな」
「雨、風のとき」


首都圏の鉄道会社9社に問い合わせてみた結果…、

自然災害や人身事故などのほか、多く聞かれたのが「混雑による荷物はさみ」でした。

また専門家によると、遅延が4月に多い理由は、ある現象が原因だといいます。


「4月に入って、新入社員になったり、新入生が地方から出てきて電車に慣れてないために起こる『新入りラッシュ』が起こるので、遅れてしまうということ」

乗客は通常、乗車したら奥へと進んでいきますが…。

「新入りラッシュ」とは、まだ満員電車に慣れていない人が、すぐ降りやすいようにドア付近に止まってしまう現象。

そのため、後ろの乗客がスムーズに入れず、電車の出発に遅れが出てしまうんです。

実際に、上京したばかりの人に聞くと。

「ドア付近に並んで、乗るようにしてます」



「満員電車で真ん中に乗っちゃうと、降りたい駅で降りられない時があるから、ドア付近に乗ってすぐ降りられるようにはしてます」

そこで!
『ココ調』では京王線の電車を使い、

40人の方に協力してもらって、

「新入りラッシュ」が、どのように遅延を招いていくのか検証!


まずは40人を、電車に乗り込む20人と、電車内にいる20人に分けます。

検証では、乗り込む人が2列に並び、扉が開いてから全員が入るまでの時間を計測。

最初は通常時のパターン。
みなさんには入り口で立ち止まらず、車内の奥の方へ進んでもらいます。

それでは検証スタート!


左右に分かれてスムーズに流れていきます。
特に乗りにくそうな様子は伺えません。

そして、乗車完了!
「全員乗るまでにかかった時間は16秒でした」

では「新入りラッシュ」の場合はどうなるのでしょうか?

専門家によると、先頭の2人がドア付近に止まっただけで、「新入りラッシュ」が発生。
そこで!

先頭の2人には分かりやすいように、赤いニット帽を被ってもらいます。

では「新入りラッシュ」の検証スタート!


ニット帽を被った2人がドア付近で立ち止まります。

後から乗ってくる人は入りにくそうです。
人にぶつからないように、空いているスペースへ移動していきます。

そうこうしている内に全員が乗車!

「かかった時間は21秒でした!」

「新入りラッシュ」の場合、通常時より5秒長くかかるという結果に。

映像を見てみると、通常時は2列で乗り込むのに対し、「新入りラッシュ」の際には、乗り込むときに1列になっているのが分かります。

通常時と比べて、「新入りラッシュ」では、人が通る道の幅が狭くなってしまうのです。

「新入りラッシュ」を同じ条件で3回検証してみた結果、平均でも5秒の遅延となりました。

専門家によると、さらにこんな理由も…。


「ラッシュに慣れてない外国人観光客の方が、大きなスーツケースを持ってラッシュ時に乗ってくる」

街の人も。


「海外の人が持っているスーツケースは日本のよりも規格外に大きいから、自分が降りない駅でもドアの前を空けて降りてほしい」


街の人が気になるのは、外国人旅行客の大きな荷物。

羽田空港では、朝の6時から9時までの3時間でおよそ10便、成田では、およそ35便の飛行機が海外から到着。

この時間、羽田に到着した外国人のおよそ7割が、朝のラッシュアワーでも電車を使って移動すると回答。

そんな外国人にとって日本の電車は不慣れなようで…。

「日本の満員電車は本当にすごいよ」


「世界一ヒドイんじゃないかな」


「慌ただしい。混んでいる。そして(人の動きが)速い」


また日本のように満員電車から降りる際、入り口付近に立っている人が、一度降りるという習慣がないと言います。

「電車から降りる習慣は知らなかったな」


「え? 降りてまた乗るの?」


「よけいな時間がかかっちゃうじゃない」

鉄道が発達しているニューヨークやロンドンでは、日本と同じく、一旦降りるという習慣がありますが、ほとんどの国ではその習慣がないため、戸惑ってしまうそうなんです。


そこで検証!
外国人旅行客がスーツケースを持ったまま出入り口付近に立っていた場合、全員が出るまでに、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?

まずはスーツケースがない状態。

電車から20人が降りるまでにかかった時間は…。

16秒でした。

それではスーツケースがある場合はどうなるのでしょうか。
この位置に外国人とスーツケースを配置します。
それではスタート!

徐々に降りていく乗客たち。
しかし、スーツケースを避けなければならず、スムーズに降りていけないようです。

そして最後の乗客が降りて終了。

「時間は20秒でした!」

スーツケースがあった場合、かかった時間はスーツケースがない時より4秒遅い結果となりました。

比較すると、スーツケースによって、通り道が狭くなっています。

さらによく見てみると、道が狭いために乗客が先を譲り合い、その分も遅れが発生。

検証で分かった4秒から5秒の差。
わずかな時間でも、日本の電車運行には大きいと言います。

「都市の鉄道は5秒単位でダイヤを決めている」



「4~5秒の遅れというのは日本の大都市圏では致命的な遅れになりますね」

現在、鉄道会社では、対策としてポスターなどを制作、外国人のために英語でも表記して、「スムーズな乗り降り」を訴えています。

関連記事

先週の人気記事ランキング

無料記事

SNS

めざましテレビのソーシャルアカウントでも情報発信中!フォローしてね♪

プレゼント・アンケート募集中!!

>「ココ調」募集・アンケート

日常の気になる出来事をとことん調べます!最近のニュース、身近な生活の疑問を解決。
日替わりのキャスターがプレゼンする「ココ調」。
皆さまからの情報を募集しております!

>詳しくは番組HPへ

Close×