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神奈川県で84カ所も!? 死亡事故にもなりかねない「危険なバス停」を緊急調査!

先週、神奈川県警が公表した、驚きの事実。

「このバス停見てください!」


「横断歩道の目の前に設置されています」


このように、横断歩道の目の前にあるバス停など、

危険と判断されたバス停は、神奈川県内になんと84カ所もあることが分かったんです!

実際、今年8月には、小学5年生の女の子が停車したバスから降りた直後、対向車線を走ってきた車にはねられ、死亡する事故も起きています。

そこで!
ココ調では、84カ所中、特に危険度が高いと判断されたAランクのバス停9カ所へ急行! 

すると・・・。


「バスがこちらに向かって来ています。
しかしここで女の子たちがバスのすぐ前を通って行きました」

誰もが使う身近な「バス停」に潜む危険とは?
調べてみると、「危険」とされるバス停には、ある共通点がありました。

まずは、危険度が高いと判定されたAランクのバス停9カ所すべてに行ってみると・・・?

ひとつ目はこちらのバス停。
横断歩道渡ったすぐそこがバス停になっています。

バスが停車する様子を見てみると、バスが横断歩道を封鎖してしまっている状況です。

危険度が高いAランク9カ所のバス停を調べたところ、すべてのバス停の近くに横断歩道があることが分かりました。

ではこのように、横断歩道の上にバスが停車することに、法律上、問題はないのでしょうか?


「一般車両については、道路交通法で横断歩道の上に停車することは禁止されていますが」


「バスについては除外されているので、法律上は許されるということになりますね」

しかし!
そのバスが塞いでしまう横断歩道に、ある問題が・・・!

「この横断歩道、車の通り多いんですが、信号機が設置されていません」

「片道1車線なんですが、歩行者としては少し渡るの怖いなという印象です」

そう、危険度が高いAランクのバス停すべてを調べた結果、「横断歩道が近い」、「信号がない」「片道1車線」の道路に設置されているという共通点が!

では、そんな「危険なバス停」の「危険」なポイントは、一体ドコにあるのでしょうか?
交通事故などの事例に詳しいジャーナリスト、今井(いまい)さんがまず指摘したのは・・・?

「ここに『スクールゾーン』の標識がある」



「ここの横断歩道を利用するのは、バスから降りた方だけじゃなくて、お子さんも利用する可能性があるわけですね」

そう、危険なポイントその①「学校が近い」!

こちら、長久保(ながくぼ)というバス停の近くには小学校が2つあり、スクールゾーンに指定されているエリア。

通勤、通学の時間には1時間に10本、5~6分に1本はバスが停車し、利用者も多い場所なんです。


「ここはバスが止まると、バスの後尾がちょうど横断歩道の側端に接するようになるんですね」

「そこを歩行者の方が渡ると、向こうから来た車にあたるということになりやすい」

実際、この取材をした日も・・・。

バスの後ろの死角から人が出て来て、ヒヤリとする場面も・・・。


「ずっと以前に娘の同級生がここでバスの事故にあって、頭をすごく打って大ケガをしました」

「それ以来、私は気をつけて横断しています」


実は、調べてみるとこのように学校が近くにあるなど、子供が横断歩道を利用することが多い危険なバス停は、9カ所中7カ所もあることが判明。

そのうちの一つ、「宮田(みやた)中学校前(ちゅうがっこうまえ)」のバス停は・・・

坂道になった十字路の角に作られたバス停。

周辺には、小学校や中学校が3つもあり、朝は多くの子供が登校のために使う道です。

「今バスがこちらへ向かってきました」


「ここでバスが一度止まりました。手前に歩行者がいて危険なため、おそらく止まったと思われます」

「危ないですね。女の子たちがバスのすぐ前を通って行きました」

大きなバスが、十字路の一つを塞いでしまうため、学校へと急ぐ子供たちは、ヒヤリとする場面も多いようです。

そして、「危険なバス停」の危険なポイント二つ目は・・・

こちら、横断歩道のほぼ目の前にある「さつきが丘(おか)」バス停。


バスが止まると、横断歩道は全て塞がれてしまいますが、道路は見通しもよく、あまり危なそうには見えないのですが・・・。


「見通しがいいと(逆に)ドライバーはつい安心して気を緩めてしまうし、スピードものりやすい」

そう、危険なポイント二つ目は「見通しのよい直線道路」。


「ここは直線で、しかも向こうから下り坂なんですよね。
そして向こうに信号がありますよね」


「ドライバーの心理としては青の間に行けるかなとか。やっぱりスピードを出しやすいわけですよ」

ここは法定速度40kmですが、下り坂でスピードが上がり、そのままバスの横を通過する車が続出。

もしバスの死角から人が出てきたら、気付くのが遅れ、大きな事故になりかねないのです。

一体なぜ、「危険なバス停」は出来てしまったのでしょうか?


「昔(この道は)砂利道だったから、横断歩道も何もなかった。そこにバスが走っていた」

「移設と言ってもしようがないじゃないかとい思う」

そう、実は今回、「危険」と判定されたバス停のほとんどは、1950年代から70年ごろに設置されたもの。

しかし、神奈川県警がバス停に関する設置基準を設けたのは1997年。

現在は、信号機の設置されていない横断歩道付近では、およそ30m離すなどの決まりがあるのですが、

今回の危険なバス停は、それ以前に設置されたもののため、基準が適用されないのだと言います。

実際に、危険なバス停と横断歩道の距離を9カ所すべてで測ってみたところ・・・。

場所によって差はあるものの、すべて10m前後しか離れていませんでした。

今回の「危険なバス停」の発表を受け、各バス会社では・・・。

バスアナウンス「バスにご注意ください」
このバスは『バスにご注意ください』とアナウンスをしながら走っています。
やはりこの狭い道なので、バス側も注意喚起をして運転しています。

さらに、バス停車中に横断歩道を渡らないよう注意喚起の貼り紙をするなど、すでに対策を始めています。

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