ココ調

今日のココ調

鎌倉&京都の観光客増え過ぎ問題!オーバーツーリズムとは!?

ここはとある観光地。
人であふれかえっています!!

今、観光地で起きている問題 それは!

「オーバーツーリズム」

「集まりすぎている」

そう、オーバーツーリズム!
観光地が受け入れられる観光客の許容限度を超え、殺到し混雑している状態をいいます。

スペインのバルセロナでは人口およそ160万人に対して年間およそ1100万人という7倍の観光客が訪れ、騒音や混雑に悩まされているといいます。

さらにタイのマヤ湾では映画の舞台になったことから観光客が殺到し、生態系が破壊され立ち入り禁止になったほど。

そのオーバーツーリズムは日本にも!


「多くの観光客にきていただいて非常にありがたいところではあるのですが」

「やはり多くなり過ぎるというのも悩ましいところではあります」

そこで!ココ調では京都と

鎌倉を取材!
オーバーツーリズムが引き起こす様々な問題点が見えてきました!

今日はオーバーツーリズムに悩む鎌倉と京都の現状と対策を徹底調査します!

まず向かったのは土曜日の鎌倉。

鎌倉観光のメインスポット小町通りには人・人・人が!

鎌倉市の人口およそ17万人に対し、年間の観光客数はおよそ2042万人と120倍にもなるのです!

そこで小町通りのおよそ400mを実際に歩き、どれくらいの時間がかかるのか混雑度を調査!

まずは比較的空いている平日に歩いてみると、一度も止まることなくスムーズに歩け…

4分3秒という結果に。

では土曜日の混雑時にはどれくらいかかるのでしょうか?

入口付近は比較的道も広いためスムーズに歩けます。

しかし途中から道が狭くなり徐々にスピードが落ちます。

そしてついには前に進めない状態に…

何度か立ち止まりながらゴールしたタイムは・・・

7分45秒!

混雑時は平日より3分以上かかりました。

さらに住民を悩ますものが・・・

「ゴミを不法投棄」


一番の悩みはゴミの問題でした。

小町通りの小道に入った排水溝にはたばこの吸殻が捨てられています。


メイン通りではなく一本入った道にゴミが目立ち、住宅の玄関や排水溝の中などいたるところにゴミが捨てられていました。

集めてみると20分で袋がいっぱいに。

さらに増え過ぎた観光客の影響は意外なところにも・・・


「踏切が大変なことに。え~こんなっていう」

さっそくその場所に向かってみると・・・

すごい人の数。
みなさん携帯を持ってかまえています。

ここは鎌倉高校のそばにある踏切。

この日は平日にもかかわらず80人あまりの観光客が。

よく見てみると、外国人ツアー客の姿も。

そこで、台湾から取材にきていた男性になぜここに集まるのか聞いてみました。


「スラムダンクのオープニングに出てきて、(この場所は)今や台湾や中国、韓国などアジアで有名だよ」

この踏切が「スラムダンク」のアニメに登場し、アジアで人気が出たため記念撮影しにくるんだといいます。

するとインタビュー中に・・・

踏切の真ん中で結婚の記念写真を撮影している人が!

すぐ近くを車が通り、とても危険な状態です。

この現状を近隣の住民は・・・


「もっと下がりなさい。コールポリスって言ったらやっと下がってくれて」


「新聞とか郵便物とか持っていかれちゃうんで、郵便物は鎌倉の郵便局へ取りに行くようにしている」

鎌倉市は週末に警備員を立たせるなどして対応中ということ。

では増え過ぎてしまった観光客に対する対策は?

「特に経路の部分も含めて分散化というのを考えている」

混雑時の江ノ電に人が集中するのを防ぐため、歩いて回ることを推奨しています。
さらに・・・


「京都のほうでもいろいろな仕組みを作っていると。鎌倉としても京都を見習っていきたい」

そこでココ調は日曜の京都・嵐山を訪ねました!

紅葉シーズンは終わっているのですが、京都もすごい人で賑わっています。

京都市の人口およそ147万人に対し、年間の観光客数はおよそ5360万人と36倍にもなるのです!

ここ嵐山にもオーバーツーリズムの影響が!

メインストリートを歩いていると・・・

小道に人が溜まってしまっています。

これは、京都の観光名所のひとつ竹林の小径(こみち)に向かうため観光客が押し寄せていたのです。

過去に心無い観光客が落書きをしてニュースにも取り上げられました。

またこちらも鎌倉と同様にゴミの問題が・・・


「ひとつゴミが置かれると山盛りになってしまうので、
あそこが今度ゴミの拠点みたいになってしまう」

以前は商店街にゴミ箱を設置していたのですがすぐにあふれてしまい撤去せざるをえない状態に。

現在はゴミの持ち帰りを推奨していますが、

それでもゴミは減らないため、再び新たなゴミ箱を実験的に作成するなど試行錯誤していました。

ちなみにお店の前にこのゴミ箱を設置してみたところ

わずか2時間で満杯でした。


「もしここに(ゴミ箱が)なかったらそのゴミどこいったのだろうなと」

「やっぱりゴミ箱いりますね」

ゴミだけではなく市営バスに観光客が殺到し地元住民の日常生活に支障をきたすなど、さまざまな問題を引き起こすオーバーツーリズム。

気になる京都市の対策は?


「季節、時間、場所、3つの分散化に取り組んでおります」

季節の分散とは人気の桜や紅葉シーズンだけでなく、オールシーズン楽しめるようにすること。

場所の分散とは今までみどころが集中していた京都駅の北側だけでなく、南の伏見地区にある酒蔵(さかぐら)など新たな観光スポットを推奨し範囲を広めていくこと。

時間の分散とは昼だけに集中するのではなく、朝も夜も楽しめるようにすること。
現在、竹林の小径などさまざまなところがライトアップされ夜には別の顔も楽しめます。

また京都市ではWi-Fiの電波を使い、嵐山の今どこが混んでいるのか、どこが空いているのかひとめで分かるサービスも始めています。

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