ココ調

今日のココ調

ふるさと納税の新しい形!「ガバメントクラウドファンディング」を調査!!

12月に入り、ふるさと納税はまさに今、駆け込みラッシュ!

そんな中、今注目を集めているのが・・・。


「こちらに首里城再建のためのメッセージがたくさん書かれています。その上にはガバメントクラウドファンディングと書いてあります」

首里城再建のために集まった寄付金は、1カ月半でおよそ17億円。
そのうちの7億円以上が「ガバメントクラウドファンディング」で集まったものなんです!

そもそも「ガバメントクラウドファンディング」とは?

「ふるさと納税を活用したクラウドファンディングです」


「通常のふるさと納税ですと、お礼の品から寄付先を選ばれる方が多いかと思いますが」


「このガバメントクラウドファンディングの場合は、寄付金の使い道から寄付先を選ぶ方法になっています」

「返礼品」目的ではなく「支援したいプロジェクト」に寄付をして自治体を応援するという、新しい形のふるさと納税なんです。

そのプロジェクトの数は年々増加。
今年は最終的に240に達する見込みで、寄付金の総額も120億円を突破!

子供・教育・伝統文化・観光対策など、その町が抱える問題を解決するための様々なプロジェクトがあるんです。

そこで、ふるさと納税の新しい形、「ガバメントクラウドファンディング」をココ調します!

まず向かったのは・・・今年、台風15号など、立て続けに大型台風が直撃し、大きな被害が出た千葉県南房総市。

今、行っている「ガバメントクラウドファンディング」が・・・。


「南房総市のアワビ産業を未来に残していこうという、そういうプロジェクトです」

日本有数のアワビの産地、南房総市。


自慢のアワビも大きな被害を受け、始めたのが「アワビ漁を未来に残すプロジェクト」。
目標金額は300万円です。

アワビの稚貝(ちがい)を育てているという畜養場へ行ってみると・・・。


「(台風の時は)200kgくらい残っていました。今回停電が長かったもんで、ポンプが全部ストップした」


「もう・・・全部全滅。(被害額は)3000万円とかになるんじゃないかな」

そこで、集まった寄付金は、水槽の維持費やアワビのエサ代などに使い、アワビ漁を将来的に継続していく計画です。

今日(12月18日)午前1時現在までの寄付金は、314万6400円と、目標金額を達成!

返礼品は、プロジェクトによってはないものもありますが・・・。

こちらのプロジェクトでは来年の漁期、5月以降に取れた旬のおいしいアワビをお届け。
「そのアワビを食べて「おいしいんだな」って言ってもらえれば余計ありがたい」と蓄養場の渡辺さんは語っていました。

実はこういった災害関連で寄付を募ったプロジェクトは他にも・・・。

九州北部豪雨の被災者支援や災害時のトイレ不足解消のための支援など、復興のための支援は、年々増加。

一体なぜプロジェクトの数は増えているのでしょうか?

「(仕組みは)ふるさと納税になりますので」


「寄付していただくと、早くて1カ月後には寄付金っていうのは自治体さまに入ります」

「国の予算ってなってしまうと少し時間がかかってしまう」


「そういったお金の資金調達というところでは、ふるさと納税はとても有効かと思います」

寄付募集期間の終了を待つことなく、さらに、目標金額に達しなくても寄付金を受け取れるのが「ガバメントクラウドファンディング」の魅力の一つ。

こちら、メガネで有名な福井県鯖江市では・・・。

年間およそ100万人が訪れ、鯖江市のシンボルともなっている西山公園で、ガバメントクラウドファンディングが進行中。


「西山公園横のメインストリート街路樹にイルミネーションの装飾を計画しています」

公園の東側にある街路樹25本にイルミネーションを設置するため、目標金額260万円を目指しています。

寒さ厳しい北陸。
来園者が減る冬も公園に足を運んで欲しいとイルミネーションに力を入れているんです。

しかし、現在は・・・。

クリスマスツリーにライトが点灯され、幻想的な雰囲気。

実はコレ地元の住民が手作りで装飾したものなんです。

しかし、このイルミネーションがあるのは、広~い公園の一角だけと、少し寂しい状態。

イルミネーションを飾り付けした住民たちも・・・。

「(ツリーを)みてほしい」


「福井県ってマイナーな県なので」


「たくさんの人が来てくれるとうれしい」


そんな中、担当者が驚きの行動に!

街路樹をよくよく見てみると、すでにイルミネーションが!?


「寄付をもらった後につける計画なんですけれども、もう(寄付金が)たまるだろうと思って」

「全部もう先につけちゃいまして・・・」

実は、この取材した日の寄付金額は32万円!(12月14日午前11時現在)と、目標の260万円には、ほど遠い達成率。


「目標金額いくと信じておりますんで、皆さんよろしくお願いします」

目標は、冬の来園者20%UP!

返礼品は、鯖江市の名産メガネなどを準備しているそうです。

では集まった寄付金は、実際どのように使われたのか?
去年行った「ガバメントクラウドファンディング」で開発した商品が完成したというので行ってみると・・

「これです」


「唐津の漁師4人で簡単に調理ができる加工品を作ろうと」

近年、日本人の魚の消費量は年々減少。

そこで行ったのが、手間をかけずに食べられる魚の加工品を作るためのガバメントクラウドファンディング。
すると・・・

目標金額150万円に対し、倍以上の314万7000円の寄付金が集まったのです。

Q.倍の金額が集まって驚かれたんじゃないですか?
「そうですね。私ども非常に驚いています」

その寄付金を使っておよそ半年かけて開発した商品が・・・

こちら!

現在は、一部店舗で発売しているほか、ふるさと納税の返礼品にもしていると言います。

中でも、1番の自信作だというのが・・・!

「エイです」


「売れない魚をどうにか加工して、皆さんに食べてもらうという感じで考えた」

白身と赤身が混じったような身が特徴のエイを使ったフライ!

揚げてから冷凍しているので、電子レンジでチンするだけで食べられちゃうんです。


「おいしい! エイってこんな肉厚でジューシーなんだっていうのが、ビックリです!」

しかも、電子レンジでチンしたにもかかわらず揚げたてのようなサクサク感!

実はこのサクサクも、多額の寄付金が集まったおかげで・・。

「コレが新型の3Dフリーザー」

冷凍庫の奥にある羽で冷気を循環させ、一気に冷凍するという最新のスーパー冷凍庫を購入!

「もうこれがなければ私たちの加工品作りはありえませんので」

実際にこのプロジェクトに寄付をしたという人は・・・?


「実際、何種類かの(商品が)販売もされているので、目先のことだけではなく長いスパンをかけて(漁業者さんのために)」

「少しでもお役に立てればいいなっていうのが、私の考えです」

ガバメントクラウドファンディングはプロジェクト自体に寄付を行っているので、先ほどご紹介した南房総市の「アワビ漁を未来に残すプロジェクト」に寄付をした人の中には、返礼品を辞退された方もいたそうです。

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