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SNSで話題!ドット絵のカクカク感を立体的に再現した「ドット絵立体アート」

この赤いポット、ドットで描かれた絵のように見えますよね。でも…

「よいしょ」
実はこれ、陶器でできているんです。

「かなりずっしりとした重みがあります。」

これは、ドット絵のカクカク感を立体的に再現した、ドット絵立体アート。

このアートがユニークだと、今SNS上ですごく話題になっているんです。

さらにその評判は海を渡り、今年行われたニューヨークのアートフェアでも、話題になったほど。

この作品を作ったのは、「デジタル陶芸家」の異名を持つ、増田敏也さんです。

「小学生のときにファミコンにすごい影響を受けた。」

増田さんの作品の原点は、1980年代に一世を風靡したファミコンの世界。

特にハマったのが「スーパーマリオブラザーズ」でした。

「頑張ってやってるあのCG感。デジタルなのにちょっと人間臭い感じ。
そういったビジュアルの立体物を実際に観てみたいというところから作り始めた。」

ドットで描いたコンピューターグラフィックの世界を実際に触ってみたいという思いから、ドット感を強調して陶芸にしたという増田さん。

そんな「触れる」ドットが、作品最大の魅力です。

増田さんの作品の中には、きっかけとなったマリオのオマージュ作品も。
早川リポーター「緑の甲羅!」
増田さん「そう(笑)」

これはマリオに登場するカメ、「ノコノコ」です。

「本当にゲームの中から飛び出して来ているみたいですね!」

「カメは万年、土も万年残ると、一応イメージはありますね。」

ここでクイズです。
この卵かけご飯、1つは増田さんが作った立体アート、もう一つは増田さんの作品をもとに描いたドット絵のイラストです。
では、どちらが増田さんの立体アートでしょうか?

正解は…B!

近くで見ると、立体的なのが分かりますか?

続いては、シャワーホース。
どちらが立体アートでしょうか?

正解は…A!

きめ細かい凹凸とグラデーションが、不思議な目の錯覚を作り出しています。

ではこうした不思議な作品は一体、どのように作り出しているのでしょうか?

実は、作り方は超アナログ。

増田さんは、3Dプリンターはもちろん、パソコンや機械を一切使わず、すべて手作業で作っているんです。

そこで今回は特別に、めざましくんをモチーフに作品を作っていただきました。

まずは、このラフスケッチをもとに、

ベースとなる型紙を作っていきます。
フリーハンドで角をとったら、

線にそってナイフで切り抜き、全部で8つの型紙ができました。

続いては、土の切り出し作業。
増田さん、土の固さにも、こだわりがあるんです。

こちらをご覧ください。
伸ばしたばかりの土はこのように柔らかいんですが、1日置いて水気が抜けると、少し硬くなるんです。

増田さん「生チョコ、生チョコかなという」
ちょうど1日置いた、生チョコのような硬さが増田さんにとってのベストな状態とのこと。

そんな絶妙な硬さの土に、先ほど作った型紙を押しあて、跡をつけたら…

今度は、その跡にそって土を切り出していきます。
スーッと切っていく感触が、気持ちよさそうですね!

次に、切り出した土を重ねていくと、立体的な形ができあがってきました。

土のブロックができたら、最後はドット表現の真骨頂、型抜きの作業です。
使うのは手作りのヘラのみ。

早川リポーター「細かい!」

完全フリーハンドで四角く土をくり抜いていく増田さん。
どこを取って、どこを残すかに法則はありません。
すべては増田さんの感覚だけでくり抜いていきます。

めざましくんの顔になる部分の型抜きが終わったところで、この日の作業は終了です。

この型抜き作業。
土を徐々に乾燥させながら作業するため、時間がかかるのが特徴。

何日もかけて、「パーツの型抜きをしては、組み立てる」という作業を繰り返していきます。

そして一週間後。できあがったのがこちら。
パンとネギを背負って、めざましくんがバッグから顔をのぞかせています。

これを2日間かけて素焼きしたら、

今度は着色。

塗っては乾かしを繰り返し、およそ1週間。
最後に、3日間かけて本焼きをしたら、完成です。

制作期間およそ3週間。

完成した作品はこちらです!

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