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「部活へ行こう!」世界が注目するスーパー高校生が在籍する水族館部

愛媛県庁で知事と一緒に記念撮影をする女子高生は、愛媛県立長浜高校の3年生、山本美歩さんと重松夏帆さん。

彼女たちは 世界が注目するスーパー高校生なんです。

その理由が今年7月、クラゲに刺されないという体に塗るクリームを研究し発表。

科学の国際大会グローバル・リンク・シンガポール2016で特別賞を受賞したんです。

さらに2年前には、世界初のカクレクマノミがイソギンチャクに刺されない理由を解明。

さらに去年、科学のオリンピックといわれる国際大会「Intel ISEF 2015」で4 位入賞を果たしました。

なぜ彼女たちはこのような研究結果を残せるのでしょうか?
その理由は水族館部で活動しているからなんです。

シリーズ「部活へ行こう」。今回はスーパー女子高生2人が所属する愛媛県立長浜高校「水族館部」の活動をみていきます。

そもそも部活動で「水族館部」とは、聞いたことがないですよね?

さっそくふたりに校舎を案内して頂きました。すると!

山本さん「水族館です。」

水族館!?

中に入ると…水槽がずら~り!
そう。長浜高校では学校の教室の一室を水族館にしているんです。

でもなぜ高校に水族館?

そもそもここ長浜には水族館がありました。この水族館は、地元の人たちから愛され、町のシンボルに。

しかし1985年、老朽化のため惜しまれながら閉館。

そこで立ち上がったのが長浜高校の先生と生徒たち。
1999年に水族館を復活させ街を活性化させよう!と、学校に水族館を作り水族館部を創設したのです。

ではどんな魚がいるのでしょうか?

山本さん「150種類2000点と言っているいるんですが、実際にしっかりと数えたことはないので、大体そのくらいいると思います。」

どこか愛嬌のある ウツボに、

立派な胸びれが特徴のミノカサゴ、

さらにはディズニーアニメで人気になったカクレクマノミや

ナンヨウハギといった生き物などがいます。

このくるくる回っているのはクラゲ。

水槽に色が変わるライトをつけ美しく見えるように展示にも工夫をこらしています。

さらに!学校の中庭には大きな水槽が。

そこの水槽にはタコや

サメまで飼育しているんです。

高校の中にあるとは思えない本格的な水族館。

そんな環境にいる彼女たちの主な活動は…

重松さん「毎日水槽掃除と えさやりとか、水温の管理とかをしています。」

水族館部の部員は26人。それぞれ担当に分かれて毎日、魚たちの世話をしています。

山本さん「水槽をきれいにすることはいいことなんですけど
(魚に)ストレスがかかるので、刺激をあまり与えないようにしています。」

さらに生き物の研究にも果敢にとりくんでいます。

彼女たちが主に研究しているのは、クラゲやイソギンチャクといった毒針を出す刺胞動物。

そんなふたりの世界が注目する発見をした瞬間の映像が残っていました。愛媛県立長浜高校・水族館部の山本さんと重松さん。

世界が注目する発見をした瞬間がこちら。

二人「でとるでとる。」

重松さん「すごーい」
山本さん「わー」

イソギンチャクには

魚などがふれると毒針をだす習性があります。

しかし彼女たちはカクレクマノミがイソギンチャクに触れても毒針をださないというところに着目。

その理由は「カクレクマノミの体が高い濃度のマグネシウムイオンで覆われているため刺されない」という発見をしたのです。

この現象は 同じ刺胞動物のクラゲにも当てはまり、クラゲに刺されない 体に塗るクリームまで開発できました。

でも彼女たちが一番楽しみにしているのが月に1回行われる水族館の無料一般公開。

校舎内の展示室にはお客さんでいっぱいです。

皆さん楽しそうに水槽を見つめています。

重松さん「こういう色に突然変異でなっちゃったんです」。
お客さん「へ~。」

山本さん「この子(カクレクマノミ)たちは 大丈夫なんです」

山本さん「ほかの魚は(イソギンチャクに)刺されてしまうので」
お客さん「あっ、そ~なん!?」

山本さんと重松さんは、研究で得た知識から魚の解説をし、お客さんを笑顔にしています。

お客さん「わかりやすいです。」

お客さん「高校生がエネルギッシュなんで自分もパワーをもらえます。地元の誇りです。」

山本さん「魚の解説をして喜んで頂けると嬉しいですね。」

重松さん「お客様に楽しんで見て頂けるのが私たちの一番の喜びです。また頑張ろうって思います。」

科学の世界では専門家を驚かせ、水族館の中ではお客さんを笑顔にさせる…

そんな2人の活躍は地元の人の誇りになっています。

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