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#1 世界的名著『モンテ・クリスト伯』が現代に蘇る
復讐の鬼と化す主人公を熱演するディーン・フジオカさんにインタビュー!

ディーン・フジオカさん
1980年8月19日、福島県生まれ。香港でモデルとして活動を始め、05年に映画『八月の物語』で俳優デビュー。その後、台湾に拠点を移し、数多くのドラマ、映画等に出演。
日本では、15~16年に放送された連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)の五代友厚役で知名度を上げた。音楽活動(DEAN FUJIOKA名義)も積極的に行っており、今年は初の全国ツアーも開催。『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』の主題歌『Echo』も担当。

毎週木曜午後10時から放送中の『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』で、フジテレビ系連続ドラマ初主演を務めるディーン・フジオカさんにインタビュー!日本では『巌窟王』として知られる世界的名著を現代に蘇らせ、愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公・柴門暖(ディーン・フジオカ)が、自らを陥れた男たちに復讐していく本作。ドラマへの意気込みや、現場の雰囲気などをうかがいました。

  • 「赦し(ゆるし)とは何か」という命題がつきつけられているからこそ、世界中で愛されている
    ディーン・フジオカさん

『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』の主演が決まったときの心境を教えてください。

まずは『モンテ・クリスト伯』という世界的な名作が原作ということで、そこがひとつ、光栄でもありプレッシャーだなと。僕はこれまで、テレビドラマ、映画のリメイクと、いろいろなバージョンを見ているのですが、演出の記憶だったり、演技の記憶だったり、さまざまな記憶が自分の中にあるわけです。その中で、どうやって自分らしさを出すか、どこで自分の力を発揮できるか、自分が主人公を演じさせていただくことの意味、日本のこのチームでやる意味みたいなものを、作品に投影させていきたいと思いました。

原作についてはどんな印象を持っていますか?

ひとりの人間の半生を何十年にもわたって描く、大河ドラマ的なイメージがあります。また僕が見てきたリメイクの作品は欧米のものが多く、歴史的な背景、民族、言語、政変、世代間の対立などがうまく使われていました。ですから、今回、原作の舞台を現代の日本に移したときに、アジア人が自分たちの歴史や背景の中で、このストーリーを成立させられるのだろうか、と正直不安な部分もありました。

その不安は解消されましたか?

そうですね。台本を読み進めるにつれ、撮影を進めるにつれ、そこは解消されています。舞台が日本になったことで、さまざまなアレンジが利いていて、それが「日本のテレビドラマでここまでやっていいの?」というような、ちょっと僕も見ていてハッとさせられるようなアプローチがあったりするんです。壮大なスケールの復讐劇ですし、なにか衝撃的な世界観になるような気がしています。

この作品は「復讐」がテーマになっています。

確かに、周囲の裏切りによって無実の罪で長い間投獄される――そこには、嘆きなのか絶望なのか、もしかしたら本人にとっては希望なのかもしれませんが、この主人公は“復讐”するということから逃れられません。特に原作ではカトリックとプロテスタントの宗教的対立という非常に密度の濃いヨーロッパの歴史的背景があって、ゆえに「神様がなぜ自分を生かすのか」「なぜ自分はここにいるのか」と自問するわけです。そして獄中でファリアという神父に出会うことで知識や知恵を授かり、生への希望を見出します。しかしその後、モンテ・クリスト伯となり富を得たあとも、復讐への道を選択します。なぜなのでしょう? それは“復讐”するということ以上に『赦し(ゆるし)』というテーマが根底に流れているからだと思います。

『赦し』が根底にあるテーマであると?

そうです。あらゆるリメイク作品を見ても、モンテ・クリスト伯の復讐が達成されたからといって、何かが解き放たれ自由になるわけではない。「その後どうなるんだろう?」というところで、いろいろな演出があるわけです。だからこそ同じ『モンテ・クリスト伯』を見ても、それぞれに違う印象を受ける。それは「『赦し』とは何か?」という命題がつきつけられているからだと思うんです。この命題こそが、作品に深みを与え、何世紀にもわたって世界中で愛読される、またリメイクが尽きない、という骨太な原作の最大の魅力だと感じています。

撮影現場の雰囲気はいかがですか?

やはり復讐の話ですし、僕もずっと閉じ込められたり、拷問を受けたりするシーンが多いので、そこは独特な空気で現場が進んでいます(笑)。最初はスタッフのみなさんも、黙々と作業を進める感じがありましたね。ただ、収録が進んで撮影にもだんだん慣れてきたら、少しずつ和気あいあいとした雰囲気が出て来ましたね。なので、カメラが回ってないときは笑顔が多くなってきてますね(笑)。
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モンテ・クリスト伯
『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』

毎週木曜午後10時放送
原作:アレクサンドル・デュマ(仏)
脚本:黒岩勉
出演:ディーン・フジオカ、大倉忠義、山本美月、高杉真宙、葉山奨之、岸井ゆきの、桜井ユキ、三浦誠己、渋川清彦、新井浩文、田中泯、風吹ジュン、木下ほうか、山口紗弥加、伊武雅刀、稲森いずみ、高橋克典

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