夏野剛が明かす、あのケータイは“忘れ物”から誕生した?
1年間で最も“落し物”が多くなる時期は、いつかご存じだろうか?
わざわざ こんなことを聞くということは…もうお分かりだろう。そう!年末年始。
実はこの時期の1日あたりの落とし物の数は、年間平均の約2倍になるという。
一体どんな人がどんなものをなくすのか?
そこで今日の「直撃御免」は落とし物が多発する混雑スポットに密着した。
まず訪れたのは初詣で混み合う東京・杉並区の大宮八幡宮。
三が日の人出は約10万人というこの場所では、続々と落とし物が持ち込まれていた。
「子供用の片方の長靴」「授かったばかりの破魔矢」「孫にあげるつもりのお年玉」…
中には「年末ジャンボ宝くじ×10枚」という思わぬ“大物”の届け出もあった。
ちなみに拾った方は、持ち主がいない場合の受け取り手続きをしていたが、当選したのは300円だったそうだ。
北陸新幹線の終着駅、石川県金沢市の忘れ物センターにも意外な忘れ物がたくさんあった。
「東京のお土産」「アイドルの同じCD18枚」「10万円入りのカバン」…
そして近年急増しているのが「スマートフォン」だという。
運よく持ち主の女子高校生のところに帰ってきたスマホの中身を見せてもらうと、LINEは友人からの新年の挨拶でいっぱいだった。
しっかり者のイメージがある、元docomo執行役員・夏野剛さん(@tnatsu)は実は落し物が多いそうで、自分の経験をもとにあのサービスを立ち上げたという。
夏野「ずっと奥さんに怒られまくってます。あまりに忘れ物が多いので“おサイフケータイ”を作ったんです。今だから言いますけど自分のために作ったんです。オサイフと携帯2つあるとどっちか忘れちゃう」
電子マネーやポイントカードが使える“おサイフケータイ”誕生の裏にはこんな話があったとは。
すると東大出身でスキがなさそうな菊川が夏野さんにこんなアドバイスを披露。
菊川「忘れ物が多い人は、忘れ物しないように気を付ければいいんじゃないですか?
あのねぇ、それができないからみんな困ってるの!
2016年初回から出ました天然発言。
今年一年いったい何回、菊川にビックリさせるのか、早くも目が離せない。