財布がパンパンな人に朗報…マイナンバーとポイントカードが一本化?
店で買い物をすると、次回からその店で割引を受けられるポイントカード。
今や買い物には欠かせないものとなったが、いろんなお店で発行してもらううちに気づいたら財布の中がパンパンに…という人も多いのではないだろうか?
街の人にポイントカードを何枚持っているか聞いてみたところ「56枚持っている」という“猛者”も。
薬局のカードだけで6枚出てきたときには「いくらなんでも多すぎるだろ!」と突っ込みたくなったが…
知らないうちに際限なく増えてしまうポイントカード。
しかし、そんな悩みは解消するかもしれない。
高市総務大臣が、企業ごとにバラバラになっているポイントカードをマイナンバーカードのICチップを活用して、一元化しようという案を打ち出したのだ。
「便利になるから大歓迎」という声もある一方で、情報漏えいや詐欺の被害を心配する声も聞かれた。
しかし、なぜ政府が民間企業のポイントカードに目を付けたのか?
実は、先月時点のマイナンバーカードの交付申請は約230万枚。
これは全体のわずか2%に過ぎない。
野村総合研究所の梅屋真一郎氏によると…
「もっと普及させるために目に見えるメリットを考えたのではないか?」
だが、政府の思惑とは裏腹に大手企業は「現時点では動く予定はない」と静観の構えだ。
小倉「まとめるって言っても非現実的じゃない?」
コメンテーターの木暮太一さんも否定的なようで…
木暮「やらないと思いますよ。企業側はブランドを作るためにせっかくロゴとか作ったのに、免許証みたいなカードに一元化されたら企業色がなくなっちゃう」
果たして財布パンパンの悩みが解消するのはいつの日なのだろうか?