200社超が大激戦!『電力自由化』結局ドコがオトクなの?
『電力自由化』が、いよいよ今年4月からスタートする!…のだが、みなさんオトクな情報をキャッチしているだろうか?
【電力自由化ってなに?と思ったあなたへの説明】
電気はこれまで大手電力会社が、電力を各地域で独占的に販売供給していた。
しかし、4月からは、各家庭で自由に電気の購入先を選べるようになるのだ。
電力自由化によって生じる市場規模は8兆円とも言われ、現在200社以上の企業が参入を表明。
各社とも、より多くの顧客を獲得するため、工夫を凝らしたオトクなサービスを打ち出している。
【オトク情報その1】
山梨県甲府市では、スーパーマーケットを販売代理店にして電気を売る会社が登場。
契約すると毎週1回、卵を1パック無料サービスしてくれるという。
もちろん電気代そのものも一般的な電力会社より約7%安いという。
【オトク情報2】
格安旅行で有名なH.I.S.も電気販売に参戦!
電気料金だけではなく、旅行の料金もオトクになるサービスを打ち出している。
契約すれば、海外旅行なら3000円、国内旅行も1000円引きになるという。
【オトク情報3】
鉄道や百貨店を傘下に持つ東急グループは、系列企業の強みを生かしたサービスを展開。
系列電力会社の電気と、鉄道会社の定期券、系列ケーブルテレビの契約をセットにした「トリプルセット割り」を準備中だという。
【オトク情報3、4…】
他にも東京ガスはガスと電気の“2大エネルギー”をセットにしたプランを発表。
コンビニのローソンは、電気代でポイントがたまるサービスを検討中。
さらに、電力市場に新規参入する企業を迎え撃つ東京電力も黙ってはいない。
ソフトバンクやビックカメラなど21の会社と協力して、様々なセット割りを打ち出す予定だという。
電力自由化に詳しい消費生活アドバイザーの巻口守男さんによると、各社のプランが出そろうのは2月中旬頃になるという。
みなさんも、自分の生活スタイルとぴったり合ったオトクなプランを見極めていただきたい。