新たに108品も発覚! 廃棄カツ転売手口が複雑すぎる

新たに108品も発覚! 廃棄カツ転売手口が複雑すぎる

2016年01月19日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄したカツが、不正に転売されていた問題で、新事実が次々発覚。
きのう、カツの廃棄を依頼された愛知県の産廃業者「ダイコー」の関係者が、初めてカメラの前で不正な転売を認め謝罪した。



一方、「ダイコー」から廃棄カツを買い取り、転売した岐阜県の食品卸売業「みのりフーズ」の社長はFNNの取材に対し、廃棄食品の転売についてダイコーから口止めされていることを示唆した。



さらに、岐阜県が行った「みのりフーズ」に対する調査で、CoCo壱番屋の製品以外にも108品目に渡る廃棄物とみられる食品が見つかっている。



しかしこれらは事件全体の一部でしかない。
取材を進めると、複数の仲介業者が絡む複雑な転売の手口が明らかになってきた。



仲介業者のうちの1社は“実体のない会社”。
捨てるはずのカツは「ダイコー」が1枚33円で売り、転売を繰り返して最後はスーパーで80円になっていた。

ブロガー&投資家・山本一郎さん(@kirik)は、事件の真相は深さらに深いところにあると言う。

山本「食品に関する不正流通は結構多いんですよ。今回はCoCo壱番屋のカツとして売られていたので発覚しましたが、だいたいは分かりづらい。ダイコーのような会社にどうして愛知県が産廃業の認可を出していたのか、おそらく行政の責任も追及されていくでしょう。たぶんこれだけでは終わらないですね」

キーワード: ニュース
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