「地元・埼玉県への思いはない」…芥川賞作家・滝口悠生さんが面白すぎる!
前回の芥川賞は、人気お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが受賞して大きな話題となった。
そして、同じく受賞した羽田圭介さんもその後、ブっ飛びキャラを発揮して人気者となった。
そんなこともあり、今年はどんな変わった作家が登場するのか?とワクワクしたが、期待を裏切らない“濃いキャラ”が選ばれた!
「死んでいない者」で芥川賞を受賞した滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)さん(33)。
この作品は、大往生を遂げた男性の通夜に集まった親族らが、それぞれの思いをめぐらす様子を描いたもの。
滝口さんは埼玉県出身ということで、会場には地元・テレビ埼玉の記者もかけつけ、こんな質問をした。
記者「作品を作るうえで埼玉で育ったということは何か影響はありますでしょうか?」
ナイス質問だ。きっとこの記者も地元愛を語ってくれることをちょっとは期待したのだろう。
だが、答えは驚くべきものだった!
冷たすぎる…。まるで、最近話題となっている魔夜峰央氏が描いたマンガ「翔んで埼玉」の世界観が漂っている。
だが、手ぶらで帰れないと思った「テレビ埼玉」の記者は食い下がり、こう質問。
記者「埼玉への思いを聞かせていただきたいのですが…」
さすがに滝口さんも空気を読んでリップサービスをすると思いきや、こうバッサリ!
滝口「ないですね…」
一瞬、あの沢尻エリカさんの大騒動となった“珍会見”「別に…」を思い出してしまった。
ある調査では埼玉県が「郷土愛のなさナンバーワン」に選ばれたが…本当のところはどうなんだろうか?