小倉が激怒! 個人情報を使ってコンビニ店員が新手の“ナンパ”
ナンパといえば普通、街中や飲食店内などで気になった異性に声をかけることを思い浮かべるが…コンビニ店の店員が電子マネーの「ナナコカード」の情報を悪用してナンパを行ない、店側が謝罪するという騒動があった。その手口はとても悪質なものだった。
ある日、福井県に住む女性がFacebookでメッセージを受け取った。
「先ほどセブンイレブンに来てました?そこでナナコカード勧めた従業員です」
女性はすぐに誰だか分かった。というのも、いつも使っている「セブンイレブン」の若い男の店員に何度もカードの入会を勧誘されていたからだ。
戸惑いながらも女性が一応、返事を返すと、すかさず男はこうメッセージを送ってきたのだ。
「彼氏とかいなくて迷惑無ければLINEしませんか?」
Facebook上での出会いなら今時、よく聞く話で驚くほどのことでもない。だが、問題なのは、
“なぜ男性店員は女性にメッセージを送ることができたのか?”という点だ。
実はこの日、女性はその店でカードの入会手続きをしたのだが、男の店員は申込み用紙の個人情報を盗み見て、その名前などから彼女のFacebookのページを探り当てたのだ。
この不可解な誘いに恐怖を感じた女性は彼氏に相談。店側に訴え出たことで騒動が明らかになった。
小倉「店は個人情報に触れる機会が多いと思うけれど、それは悪用してはいけない!」
問題を起こした店員は、店側から厳重注意されたようだが、世の中が便利になればなるほど、けしからん奴が増えるのもまた事実である。