田代まさし直撃!覚せい剤に溺れた清原の奇行を分析する
2月2日に覚せい剤所持の疑いで逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。
なぜ、“薬物報道”が出て、世間から疑いの目を向けられながら、覚醒剤を断ち切ることができなかったのか?
とくダネ!は この人を緊急取材した。
2001年と2010年に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された田代まさし(59)さんは、薬物依存の怖さを語った。
田代「自分でも分かってんですよ。『いまヤバい、メディアも見てるし捜査の目が向いている』それさえも勝る幸福感っていうか思い出されて薬を欲しがっちゃう」
清原容疑者は警察に踏み込まれた時、左手に注射器とストローが入った袋をつかんでいた。
さらにリビングのテーブルには別の注射器をそのまま置いていたという。
なぜ隠しもしなかったのか?田代さんの指摘は、“覚醒剤の闇”に足を踏み入れたことがある者にしか分からない生々しいものだった。
田代「俺も最初の頃はいつ捜査に入れられても大丈夫なように、いつも見つからない場所に隠してたのが、だんだんすぐ使いたいから、テーブルの上に置くようになる。そうなってきたらもう相当依存症は進んでるよね」
警察の取り調べに、清原容疑者は覚醒剤の所持・使用は認めた。
しかし5日現在、入手先は「しゃべるつもりはない」という。
その理由を田代さんはこう推測する。
田代さんによると覚醒剤の常習者は、社会復帰した後に再び薬物を購入するツテを確保するため、入手経路は口外しないのだという。
田代さんの言う通りならば、清原容疑者に反省する気持ちはあるのだろうか。
一方で専門家は、量刑についてこうみている。