小さな町に中国の旅人がやってきた! 爆買いしない旅に荘口密着
去年、流行語にもなった“爆買い”の季節がまた今年もやってきた。
きのうから中国の旧正月「春節」がスタート。
休暇を利用して、多くの中国人観光客が日本を訪れている。
そんな彼らが今、注目しているのは東京や大阪などの大都市ではなく、日本人でもあまり知らない地方のスポットらしい。
一体なにがあるのか?荘口彰久リポーター(@souguchi)が現地に急行した。
やってきたのは山梨県忍野村。
駐車場にズラリと並んだ観光バスは、すべて中国からの観光客が乗っていた。
彼らのお目当ては、こんこんと湧き出てタダで飲める「富士山の雪解け水」。
3年前、富士山が世界遺産に登録されてから中国人が増えはじめ、今では観光客の9割を占めるという。
お隣の静岡県で発見した、中国人に意外な人気スポットは、この「ちびまる子ちゃんランド」。
実は、ちびまる子ちゃんの舞台になっているのは静岡県清水市。
アニメ「ちびまる子ちゃん」は中国でも放送されて大人気なので、わざわざここを訪れる人が多いのだ。
観光の目玉は、日本の小学校の給食体験。
中国にはない冷凍ミカンのお味はいかがだろうか?
実は静岡空港は中国の約10の空港との間に定期便があり、週25往復以上が運行されている。
そのおかげか、空港近くの知る人ぞ知るスポットに中国人が集まっていると言う。
それは静岡県藤枝市の山奥にある道の駅「玉露の里」。
日本人でも知らない人が多そうなスポットに中国人が来る理由は「茶道」。
最近、中国では“抹茶ブーム”と相まって“茶道”への関心も急上昇。
空港の近くで茶道体験ができるとあって、中国人観光客が詰めかけているというのだ。
菊川も、知られざる意外なスポットが中国人に人気だという現状に驚いたようだった。
菊川「中国人観光客が日本人の代わりに地方創生をしてくれているみたい」
中国人に人気の知られざる観光スポットにあなたも足を運んでみてはいかがだろうか。
もしかしたら今まで知らなかった日本を再発見できるかも。