荘口リポーターもビックリ!数百万円も得する中古マンション購入術
今、東京都心など一部で値上がりの一途を辿る、中古マンション。
ある裏技を使えば、数百万円の値引きも可能だという。
マンション自体の価格が高いのだから、それくらいの値引きは当たり前だ!とのツッコミも入りそうだが、このグラフを見ていただこう。
去年、首都圏にある中古マンションの平均売り出し価格は2886万円。そして、実際に取引された平均額は2892万円。つまり、販売業者がほとんど値引きに応じていないことが分かる。
というわけで、荘口彰久リポーターが仕入れてきた、とっておきの裏技を伝授しよう。
その1【個人間取引を利用すべし!】
ある男性は、相場が4100万円のマンションを購入する際、多額の値引きに成功。
その額なんと「369万円」。
通常なら不動産仲介業者を通して行うところを、マッチングサイトを使って、前のオーナーから直接購入。
このため、仲介手数料などを半額に抑えることができたのだ。
その2【値引きのスペシャリスト「エージェント」を利用すべし!】
素人だと専門的なことが分からず、なかなか値下げ交渉は難しいが、「エージェント」と呼ばれる値引き請負人に依頼すると、いとも簡単に値引きが実現する。
入居時期などを譲歩することで、ある男性の場合は「278万円」もの値引きに成功した。
その3【同じエリアでも相場は同じではない!】
今年11月に築地から卸売市場が移転する東京・豊洲は高層マンションが立ち並ぶ人気のベイエリア。
床面積70平方メートルの物件の相場は5600万円ほどだが、豊洲4丁目付近だけは5000万円と、周囲より600万円ほど価格が下がるのだ。
というのも、この4丁目付近は高層ビルが建てられない地区なのだ。
「部屋からの眺望はそれほど重視しない」という人にとっては、掘り出し物に巡り合える可能性も。
荘口リポーターが取材した数々の“値引きの秘密”を明かす前に先回りして答えてしまう小倉…
本当に隠れた“不動産王”だったりして…。