お金がないのに豪華結婚式? 500万円サギ男の呆れたプラン

お金がないのに豪華結婚式? 500万円サギ男の呆れたプラン

2016年02月12日 (金)
公式ツイッター @web_tokudane

おととし3月、大分市のとある結婚式場でひときわ豪華な披露宴が開かれた。
しかし、式を挙げたこの男は費用を払わなかったとして詐欺の疑いで逮捕された。



27歳の知久大陸(ちく・ひろむ)容疑者が“踏み倒した”金額は、一般的な披露宴よりお高目な約509万円。
一体どんな式だったのか?
とくダネ!は参列者の言葉から、容疑者こだわりの宴の内容を再現した。




【こだわり1…お色直し3回】
ウェディングプランナーによれば、ドレスの種類にもよるが、1着増やすと費用は約30万円増えるそうで、「今の時代にしては、かなり多い」という。
しかも新婦のドレスは「買い取り」だったそうだ。




【こだわり2…豪華な食事とお酒】
用意したケーキバイキングは「かなりおいしい」と評判。
費用は「参加者100人なら10万円は下らない」という。
さらにシャンパンも、わざわざ銘柄を指定するなど細部にわたってこだわっていたそうだ。




【こだわり3…奇抜な演出】
参加者が池の中にボールを投げ込むと、なぜか水中から風船が飛び出す…という意味不明な演出。
これはさすがにウェディングプランナーも聞いたことがないそうで、一体いくらかかるのかも不明だが、安くはなさそうだ。



知久容疑者は参加していた消防団の「ラッパ隊」で妻と出合い、挙式の1年前に入籍。
コンピューター関連の会社を経営し、新婚当初の生活は裕福に見えたという。
――しかし――
この式場では、費用の約半分を結婚式の1週間前までに払う決まりになっていたが、知久容疑者は期限になっても支払うそぶりをみせなかったという。
そして、式の当日になってようやく費用の約半分に当たる230万円分の振込明細書を提出。
ところが!これが真っ赤な偽物だったのだ。
さらに約100人いた出席者が持参したご祝儀も、どこへいったか分からないという。
知人によれば昨年末に夫婦は離婚。
警察の調べに対し、知久容疑者は詐欺容疑について否認を続けている。

キーワード: ニュース
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