東日本大震災から5年…被災地の今を総力取材
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— WEBとくダネ! (@web_tokudane) 2016年3月11日
小倉「3月11日の朝を迎えました。東日本大震災からちょうど5年目の朝ということになりました」
今日のとくダネ!は小倉のこんなあいさつで始まった。
2011年3月11日、地震と津波によって甚大な被害を受けた被災地は、今どうなっているのか。
復興が進む各地を、小倉、菊川、笠井アナウンサーが取材した。
小倉「ガレキがあった時は津波の痕跡が残っていたじゃないですか。ガレキが何にもなくて建物の基礎だけ残っていると、なんでこうなんだろうって思うよね」
小倉は、汚染したがれきなどを処理する焼却施設や、10万ベクレル以上の汚染ゴミを保管する中間貯蔵施設などを取材して回った。
その一つ、福島県浪江町はかつて約2万人が暮らす港町だった。
だが震度6強の揺れと津波で651戸が全壊。
さらに原発事故の影響で町の住民は、全員ふるさとを離れた。
誰もいない町を歩いて回った小倉は「さびしいね」とつぶやいた。
菊川怜は岩手県宮古市・田老地区から生中継で、被災地の朝の様子を伝えた。
息を切らして登った海抜10mの防潮堤は、震災前から津波に備えて作られていた。
しかし、あの日この地域を襲った津波は17.3m。
今この地域では、津波が来たときに避難する時間を稼ぐため、従来よりさらに高い海抜14.7mの防潮堤を作っていた。
そして、奇跡の早期復旧で有名になった三陸鉄道が走る姿は、今も復興のシンボルとして地元の方の心の支えになっているという。
笠井「去年できた新しい女川駅なんですが駅を降りたって歩くと、とてもきれいになっているんですよね」
笠井アナも過去に取材した被災地を再び訪れた。
津波の直撃を受けた宮城県女川町。
全壊したJR女川駅は再建され、去年12月駅前に大きな商業施設がオープンした。
宮城県南三陸町では二十歳になったばかりの最年少漁師、高橋勝寛さんと出会った。
震災から5年、復興が進むなか被災地では農水産物や、工芸品など新たな特産品も誕生している。
とくダネ!のエンディングを小倉はこう締めくくった。
小倉「まだまだ復興までは時間がかかりそうですが、被災地のみなさん、一生懸命生きて、頑張ってください。少しでも応援できればいいなと思っています」