全日空システム障害で約7万2000人に影響…欠航・遅延の補償は?
きのう、全日空の国内線で、搭乗手続きなどを行うコンピューターに大規模なシステム障害が発生。
搭乗手続きや予約が出来なくなったため、全国48の空港で飛行機が飛ぶことができず、約7万2000人に影響が及んだ。
各地の空港カウンターは足止めを食らった人でごった返し、大混乱となった。
欠航や遅延によって、乗客に生じた損害は、いったいどうなってしまうのか?
江口大和弁護士によると、法律上または契約上、航空会社が責任を負う規定はなく、遅れても目的地に着けば補償は発生しないという。
そんな殺生な…と思ってしまうが、全日空は以下のように独自の規定を設けている。
大分空港では、通常目にすることはない、アナログな手書きの搭乗券が急きょ作成され、手続きを待つ利用客に、食事代として現金1000円が支給されるという光景も見られた。