祝・北海道新幹線開業!しかし駅に行ったら問題山積み?
北海道の人々が待ちに待った新幹線が、ついに先週土曜日、26日に開業した。
整備計画決定から43年を経て「新青森〜新函館北斗」間の149Kmが開通。
最高速度260kmの新幹線が東京〜函館間を最速4時間2分で結ぶ。
とくダネ!は注目を集める「新函館北斗駅」を緊急取材!
地元の盛り上がりをいち早くお伝えしようと、勇んで現地に乗り込んだ。
駅構内はもちろん歓迎ムードで一杯!
さらに開業を記念して、駅構内には北海道のグルメを楽しめる出店もたくさん出ていた!
当然、駅周辺にもたくさんのお店があって、さぞかし繁盛しているだろうと思ったら…
なんと、レストランは駅前に1軒だけ。
実は「新函館北斗駅」があるのは市の中心から20km離れた場所。
新幹線を降りた乗客の多くは別のホームの在来線に乗り換え函館に移動するので、駅の出口に向かう人はほとんどいないのだ。
実は、北海道新幹線はお祝いムードの裏で様々な課題を抱えている。
飛行機と比べてみれば、料金に大きな差はないのに所要時間の違いは歴然。
乗車率も今後は26%程度(新青森〜新函館北斗)にとどまる想定。
開業当日も始発は満員だったが夕方になると空席が目立ったという。
だが、仙台など東北地方から北海道に向かうのは圧倒的に早いというメリットがあるのは確か。
北海道新幹線の未来は一体どうなるのか?