安くて美味い「未利用魚」って何だ? 荘口リポーターが徹底調査!
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— WEBとくダネ! (@web_tokudane) 2016年3月31日
こちらの黒光りする魚の名前をご存知だろうか?
答えは…「ニザダイ」。
だが、タイとはいっても馴染み深い真鯛とは全くの別物で、淡白で歯ごたえがある白身魚だ。
そして、南国の海を泳いでいそうなカラフルな魚の名は…「イラ」。
こうした見た目が一風変わっていたり、漁獲量が少ないことなどから、これまで市場に出回ることのなかった魚たちのことを漁業関係者は「未利用魚(みりようぎょ)」と呼んでいる。
近年、流通や保存・加工技術などが進歩して、この未利用魚を有効活用する動きが盛んになってきているのだという。
そんな「未利用魚」の最大の魅力は、なんといっても安くて美味しいところ。
こちらの貝は…「アケガイ」。
味はハマグリにそっくりだというが、値段を聞いて驚くことなかれ!ハマグリといえば10個で約2000円もする高級食材だが、「アケガイ」のお値段は…なんと、10個600円なり〜!
そして、愛知県岡崎市にある居酒屋「龍のおとし子」の人気メニュー・刺身盛り合わせは2人前で…880円!…や、安すぎる。
尾頭付きでひときわ存在感を放っている魚は…「トウジン」という深海魚。
客からも「あさっりしていて、モチモチしている!」と絶賛されていた。
さらに、東京・墨田区にある出前専門の寿司店「黒酢の寿司 京山」で扱っているのは高級食材のヒラメに味がそっくりな「エイラクブカ」というサメの仲間。
こちらの店ではヒラメは一貫320円だが、エイラクブカは一貫190円!
どちらの魚か分からないように隠して、ある家庭で食べ比べをしてもらったところ、全員が「エイラクブカのほうがおいしい」と評価。
小倉「グロテスク過ぎて、最初に食べたのは誰なの?って思うときあるもんね?
荘口「でも、業者の方が言うには『グロテスクなものほどおいしい』そうですよ」
やはり人も魚も見た目だけで決めてはいけないということだろうか?