近所迷惑「ハトばあさん」直撃!実はハトよりスズメが好き?
東京・杉並区の閑静な住宅街で、“ある人物”が問題になっている。
その名は『ハトばあさん』。
近所の人が“ハトばあさん”と呼ぶ自称90代の女性は、毎日決まった時間になると道路にハトのエサをまく。
エサ目当てにたくさんのハトが住宅街のど真ん中に集まるため、住人から様々な苦情が出ているのだ。
「暖かい日にはフンが電線にくっついているみたいで臭う」
「車のボンネットいっぱいにフンが落ちる」
「子供たちがハトを嫌がって走って、自転車にぶつかりそうになったり…」
とくダネ!では以前、名古屋市で問題になった「ハト男」についてお伝えしたが、同じような人物が都内にもいたのだ。
近所の人によれば、ハトばあさんは毎日午後4時ごろエサをやるという。
そこでとくダネ!は、ハトの“エサ場”となっている道路周辺の変化をカメラで追い続けた!
【午後1時過ぎ】
エサの時間を知っているのか、気の早いハトが数羽飛来。
さらに1羽、また1羽と徐々に増えていく。
【午後3時半】
集まったハトの数は30羽を超えた。
取材した阿部悦子リポーターはハトの多さに恐怖を感じたという。
【午後4時】
“ハトばあさん”が家から出てくる。
手にした袋には穴が開いているのか、パラパラと米粒がこぼれ落ちていた。
ハトたちは一斉に地面に下りてついばみ始める。
フン被害について本人を直撃すると、こんなあきれた言い訳をした。
「私は、ハトにやるんじゃなくてスズメのためにやってるの」
「勝手にギャーギャー騒いでいるだけ、あんたたち、ごくろうさまね、フハハハハハ!」
こう言って米粒をまき続けていた。
近隣住民は、杉並区役所に相談しているが、区は口頭でエサやりをやめるように注意するだけ。
ハトのエサやりを禁止する直接的な法令がないからだというが、果たしてこの問題は解決するのだろうか。