GPSで少女の行動監視…逮捕されたストーカーの怖すぎる手口
17歳の女子高校生につきまとったとして、三浦邦匡容疑者(45)が先月31日ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。
三浦容疑者は、去年5月から8月にかけて、東京・豊島区や北区の路上で、ネットで知り合った女子高校生を待ち伏せしては合計3回声をかけたという。
三浦容疑者は待ち伏せに際して、こんな機器を使っていた。
わずか3センチ四方の物体の正体はGPS機器。
この機器は、人工衛星を利用して地球のどこにいるか割り出すもので、携帯電話やカーナビなどにも活用されている。
三浦容疑者はこの機器をレンタル会社から借用。
女子高校生が乗っている自転車のサドルの裏に取りつけ、スマートフォンで行動を監視していたというのだ。
GPSは小さく軽いので、張り付けると目につかず、自転車に乗っても気がつかないという。
女子高校生は先月、偶然GPSを発見し、警察に届けたことから犯行が明らかになった。
小倉「この少女が、『学校からどういうルートで家に帰るか』とか『暗いところを通っていないか?』とか分かったら、もっと深刻な犯罪につながりかねない」
女優で作家の中江有里さん(@yurinbow)はストーカーに居場所を知られる怖さに思いをめぐらす。
中江「GPSでまさか行動が把握されているとは思いもしないですから、待ち伏せされたり、声掛けされたり、つきまとわれるなんて怖い…」
しかし、現在GPSの悪用を取り締まる法律はない。
あくまでも「住居侵入」や「器物損壊」、もしくは付きまといなどの被害を受けて「ストーカー規制法違反」で取り締まることしかできないという。