“LINEいじめ”監視アプリ導入で賛否…中江有里さんの意見は

“LINEいじめ”監視アプリ導入で賛否…中江有里さんの意見は

2016年04月12日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

子供たちの間で深刻化するLINE等のSNSによるトラブル。 そこで千葉県柏市では試験的に、市内の中学校などで、子ども同士のSNSのやりとりを監視するアプリを、生徒たちに無償提供している。



それが市から無償で提供される「フィリー」というアプリ。
子供のスマートフォンにインストールすると、LINE上の「死ね」や「ブス」など“悪質な言葉”に反応。
“悪質な言葉”の出現頻度によって、日時や話し相手を保護者に連絡する
アプリに登録されているのは約2万語。
中には援助交際を意味する“円光”などの隠語も含まれていると言う。
このアプリについての意見を街で聞いてみると、親子それぞれの立場から賛否の声が上がった。

【賛成派】
母「ぜひ利用したいと思っています。」
子「ちょっとした言葉で傷つきやすいから、そういうアプリがあるなら入れてもいいと思う」

【反対派】
父「俺は入れない。この子との関わりがあって見ているからこそ大丈夫。これが嘘をついてだまされたら俺が甘いだけ」
子「ふざけて言っても親に伝わっちゃって 『この子とは仲良くしない方がいいよ』という風になっちゃったら嫌だなと思います」



実際にアプリを使い始めた中学1年生の女子生徒は、とくダネ!の取材にこんな不安をもらした。
これまでLINEのやり取りは利用者同士しか見ることはできなかった。
しかし、監視アプリという親の目が入ることで、友達とのやり取りが気まずくなるのではないか、というのだ。

一方、女優で作家の中江有里さん(@yurinbow)はアプリの有用性を語った。



中江「私たちの時代は、友達に誘われてイヤなときは『親がダメだって言ってる』と言い訳することがあったので、LINEでも『親が見てる』ってウソでも言うことでトラブルが防げることがあるかもしれません」

キーワード: ニュース
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