山本一郎が斬る!バブル期の“高級住宅”が激安に?
リゾート地での優雅な暮らしには、誰もが一度は憧れるもの…
そんな夢をかなえる物件が、激安価格で売られているという情報をキャッチ。
早速、現地に飛んで直撃取材を敢行!
やってきたのは日本有数の温泉地、静岡県の熱海駅から車で15分の場所に立つリゾートマンション。
最近の流行とはちょっと違う雰囲気の建物…と思った方は正解!こちらの物件は築28年。
実は今、このような『バブル絶頂期』に建てられた高級物件が、お手頃価格になって再び人気を集めているのだ。
そこでみなさん、値段を想像しながら読んでほしい。
マンションの部屋を見せてもらうと、22畳の広々としたビングと10畳の和室がある1LDK。
さらに魅力的なのは、併設されたリゾートホテルと娯楽施設などを共有していること。
温泉、テニスコート、カラオケ、ビリヤードなど、マンション住民は一部無料で使えるという。
そのかわり、月々の管理費・修繕積立金は4万円。
バブル期は約6000万円の値がついたというこのお部屋の価格は…How Much?
正解は…な・なんと315万円!
あなたなら熱海の1LDKをどう使うだろうか。
ちなみにこの物件を購入した女性は、愛犬と旅行する際、「ペット可」のホテル探しに苦労するため、週末移住の場として購入したという。
広いお部屋がお好みの方には、こちらの物件はいかがだろうか。
同じ熱海市内にある、バブル当時に企業の保養所としても使われていた135u、3LDKのリゾートマンション。
家に温泉が引かれていて、月5000円の維持費を払えば源泉かけ流しの“マイ温泉”に入り放題。
さらに相模湾が一望に出来る絶景も部屋から眺め放題。
月々管理費などで4万円がかかる。
バブル期には、まさに“億ション”級の値段が付いたというこのお部屋の価格は…How Much?
正解は…こちらもビックリ500万円!
ただし、近くには食料品店はないという。
熱海駅からは車で約10分。
こちらの物件を購入した79歳男性は健康維持のため、車には乗らず約28分かけて駅まで歩くそうだ。
これらの「バブル期物件」は、“住む人のライフスタイルに合えば”とてもお得な面もあるのだろう。
一方、ブロガー&投資家・山本一郎さん(@kirik)は、気を付けなければいけないポイントを挙げた。
山本「高齢者の方が入られてケガをしたり、いろいろなケア考えると思わぬ出費があったりするんでしょう。
こういう物件を安いからと言って買われたあとで、実は行き届かないところがあると辛いでしょう」