有名子役の転落人生…「調子に乗ってた」内山くんと為末大が自身の経験語る

有名子役の転落人生…「調子に乗ってた」内山くんと為末大が自身の経験語る

2016年04月14日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

米・ハリウッドの人気子役ともなれば、そのギャラは想像を絶する。
例えば、映画「ハリー・ポッター」シリーズで主演を務めたダニエル・ラドクリフが子役時代に稼いだ金額は、約120億円。
だが、「いつかスターの座から転落するのではないか」という不安から、18歳から4年間、アルコール依存症に苦しんだと話している。

映画「スター・ウォーズ エピソード1」で、主人公の子供時代を演じた俳優、ジェイク・ロイドはというと…時速160kmで警察車両と激しいカーチェイスを繰り広げた末、逮捕された。

映画「ホーム・アローン」で一躍人気者となったマコーレ・カルキンも大麻所持で逮捕され、激ヤセぶりから薬物中毒疑惑を報じられるなど、ハリウッドで華々しい活躍をした子役の中には、その後、転落の人生を歩んでいる人も少なくない。



その原因は一体何なのか?20年以上前にバラエティー番組で大ブレークした「内山くん」こと、内山信二さん(34)に聞いてみたところ、自身の「しくじり体験」を語ってくれた。



子役の転落1【落ち目の時の精神的なつらさ】
大人気の時は周囲の大人たちから、ちやほやされて調子に乗ってしまうが、人気がなくなった途端、無視されることも…
このギャップから人間不信に陥ってしまう子役も多いという。

子役の転落2【金銭感覚がまひ】
玩具店に行って陳列棚のおもちゃを一列“大人買い”するなど、一度に30万円近く使ったこともあるという内山さん。
判断能力がつく前に大金を得てしまうことで、金銭感覚がまひしてしまい、“ダメな大人”になってしまうという。
しかし内山さんは、落ち込んだ時、周囲から差しのべられたサポートによって、転落を免れたという。



一方、“侍ハードラー”として、世界陸上で2度のメダルを獲得したコメンテーターの為末大さんは、中学時代には、すでに全国1位となり、文字通り無敵の強さを誇っていた。

小倉「とくに中学校の記録なんかは信じられないものを持っていますが、走っている大人を見ても『大したことない』って思ったこともあったでしょ?」

為末「中学時代に、大学生の3番目か4番目の速さだった。だから勘違いもあるんですよね」

しかしその後、高校に進学すると、周囲との差が縮まっていき、言いようのない焦燥感を味わったという。

為末「スポーツ界でも似たようなものがありまして、落ちた時には、『何でもいいから注目を浴びたい』って気分になるんですよ。『良いことでも悪いことでもいいから、もう一度、僕を見てくれ』という気分になる」

もがき苦しむ中で、大学時代には、金髪にしたこともあるという。

しかし為末さんは、「成長期のスランプ」と、強豪ひしめく「世界の壁」、という2度の挫折を経て、もう一度謙虚に自分と向き合うことが出来たという。

キーワード: エンタメ
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