「上海ディズニーランド」来月オープンで“パクリ大国”に異変?
来月16日、中国・上海に「上海ディズニーランド」がオープンする。
香港ディズニーランドを含めると中華圏のディズニーのテーマパークは2カ所目となる。
「上海ディズニーランド」は見どころ満載。
その一部をご紹介すると…シンボルであるお城は、ディズニー史上最大、高さ60メートル!
上海のお城はシンデレラ城ではなく、「すべてのディズニープリンセスが集まる魔法の城」で、内部にはアトラクションやレストランなど複数の施設が入っている充実ぶり。
さらには、世界でここだけという「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマエリアも注目だ。
今年3月にチケットの先行販売が始まると、アクセスが殺到してシステムがダウンするなど、すでに盛り上がりをみせている「上海ディズニーランド」。
だが、中国といえばディズニーも含め、さまざまな人気商品のコピーが出回る“パクリ大国”。
当局は、ディズニー関連“パクリ商品”の取り締まりを強化しているというが、果たして、本当に大丈夫なのだろうか?
というわけで、「ディズニー商標重点保護区」に指定された上海周辺で、パクリ商品がないかどうかをチェックしてみた。
正規の販売代理店という店を覗いてみると…あれ?ミッキーマウスやミニーマウスの顔が少し違うような気が…。
店員に本物かどうか確認してみると「本物しか販売していません」とキッパリ。
うーむ、よく見るとミッキーの首が曲がっているような…。
ちなみに別の店員にこっそり聞いてみると「実際は商品が本物かどうか私たちにも分らない」のだという。
って、おい!どんだけいい加減なんだよ!
また、来園者のマナーについても心配の声が上がっている。
日本を訪れる中国人の中には、桜の枝を折ったり、ルールを守らない観光客がいることが問題となっているが、「上海ディズニーランド」は大丈夫なのだろうか?
そこで、先月26日にプレオープンしたエリアをのぞいてみると…柱には「参上」の落書きが…。
花壇も無残に踏み荒らされ、中には子供に用を足させる親の姿もあった。
小倉「ディズニーは商標権に厳しくて、そのディズニーが上海にできるということは、中国のパクリ問題には効果があるよね?」
深澤「香港のディズニーも10年経って、昔よりはマナーが良くなり、コピー商品も減った。なので、少しずつ、いい方向に向かうことを期待している」