“孫疲れ”する祖父母が急増…「日光浴NG」育児の常識変化に困惑
孫は目に入れても痛くない!…とはよく言うが、最近、孫の世話にアップアップしている、いわゆる“孫疲れ”の祖父母が増えているという。
今回、とくダネ!が取材したのは、連日“孫疲れ”の日々を送っているという、さいたま市の前島千代子さん(61)のお宅。
共働きの息子夫婦と娘夫婦がそれぞれ忙しいため、計5人の孫の面倒を見ているという。
その忙しさは保育士さんもビックリの内容。
保育園の迎えに夕食の準備、走り回る孫たちに手を焼き、血圧も急上昇!
奮闘する母に、子供を預ける娘は感謝しているかと思いきや…
娘「ボケ防止。刺激があった方がね…」
これには千代子さんも「う〜ん…」と不満気な表情を見せながらも、「やっぱりフルタイムで働いてたらしょうがないですよね」と理解を見せていた。
孫の世話でもう一つの悩みとされているのが、子育ての仕方に対する「世代間ギャップ」だ。
このギャップを埋めるべく、さいたま市では「祖父母手帳」なる子育てに関するマニュアルを発行している。
では、育児に関する世代間ギャップとはどんなものなのか?
埼玉・新座市にお住いの砂塚さんのお宅をウォッチングさせていただいたところ…
日光浴をさせるのは一見体に良さそうに思えるが、さいたま市の祖父母手帳によると、強い日差しは避けた方が良いとの記載が。
近年、紫外線の量が増えたため、子供が幼いうちは直射日光をガンガン浴びる日光浴よりも、外の空気に当てる程度の「外気浴」が好ましいという。
孫の健康を思って日光浴をさせていた祖父母も戸惑い気味…。
時代の流れや環境の変化により、子育ての仕方も少しずつ変わってきているようだ。