舛添知事“精査する”連発…小倉ら「セコい」「逃げてる」
正月の家族旅行や、天ぷら店や回転寿司店での飲食に政治資金を使った疑惑が浮上している舛添要一東京都知事(67)。
きのうは午後8時から放送の「BSフジLIVE プライムニュース」に出演するためフジテレビを訪れ、社屋入り口では笑顔も見せた。
舛添都知事の政治団体の収支報告書によると、2013年と2014年の正月に、千葉県木更津市の「竜宮城スパホテル三日月」に対して、合わせて37万円が支払われている。
収支報告書ではこれらは「会議費用」とされているが、実際には家族旅行では?との疑いが持たれている。
この疑惑をフジテレビ解説委員の反町キャスターに追及されると、舛添知事は、なにを聞かれても「精査する」「調べる」の一点張り。
生放送を終え、再び報道陣に囲まれると、フジテレビに入った時の笑顔はすっかり消え、語気を強める場面も。
阿部リポーター「この時点で都民の信頼を失っているとは思いませんか?」
舛添「ですから、色んな批判はありますから!信頼回復のために全力をあげたいと思っております」
放送での都知事の対応には小倉だけでなく、コメンテーターの新潮社出版部部長・中瀬ゆかりさんや、デザイン書家の山崎秀鴎さんからも苦言が出た。
小倉「今年はまだ前半終わってないですけど、もう『精査する』は流行語大賞ノミネートですね」
中瀬「少なくとも正月に行った場所が精査しないと分からないなんて完全に逃げてます。『精査』と『調べる』しか言わなかったので、何のために出てきたんだろうと思ってしまいました」
山崎「舛添さんが世界で高級ホテルに泊まったりファーストクラスに乗ったりするのは『先進国に対するアピールなんだ』と言ってて、私も『そうだな』と思ってたんですよ。しかし、次から次へとセコい話題が出てきちゃうと、誰も彼を擁護できなくなっちゃうと思います」