舛添知事の“ヤフオク新疑惑”を石戸奈々子氏「みみっちい」

舛添知事の“ヤフオク新疑惑”を石戸奈々子氏「みみっちい」

2016年05月16日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

政治資金の私的流用疑惑が浮上した舛添要一東京都知事。
先週13日(金)の定例会見では、「会議費用」の名目で家族旅行をした疑惑について、「家族で宿泊した部屋で実際に会議を行った」と苦しい説明。
一方、自宅近くの天ぷら店などでの飲食代については、一部に私的流用があったことを認めた。



舛添都知事は「これ以上の疑惑はない」としていたが…フジテレビの取材によって、また新たな疑惑が見つかった。
それは収支報告書に書かれた不可解な「調査研究費、書籍・資料代」の項目。
2013年の収支報告書を調べると、ヤフーオークションで支払った費用が9件あり、そのうち6件が個人取引だった。
いったい舛添都知事は政治資金で何を買ったのか?
収支報告書に記載されていた住所を訪ねると、そこは築30年のマンションの一室だった。
ドアを開けた男性に、ヤフオクでの取引について話を聞くと「ymasuzoeというIDだった」との答えが。



ymasuzoe氏は男性から絵を3回購入し、なぜか「絵画」ではなく「資料」という但し書きでの領収書を請求。
領収書の宛名の「グローバルネットワーク研究会」は、舛添都知事の国会議員時代の資金管理団体の名称とまったく同じだ。
そこで、当時の収支報告書と照らし合わせてみると、収支報告書の日付は、3回ともヤフオク取引きの翌日になっていて、支払った金額も合致していた。



男性によれば、購入した3点のうち、2点は女性の裸婦像だという。
舛添都知事はこの絵画購入費も政治資金だと主張するのだろうか?
相次ぐ疑惑に慶応義塾大学准教授の石戸奈々子さん(@nanakoishido)さんは



石戸「正直“みみっちい”と思ってしまって、逆にそれが残念といいましょうか。東京って人口的にも経済規模的にも国家レベルなわけですよね。その代表がこんなことで…今後のオリンピックとか考えると非常に不安です。『精査した結果なのにこの会見か』というリスク管理も心配です」

キーワード: ニュース
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