葬儀の時に故人を撮るのはアリ? 荘口リポーターがイマドキ事情を調査!

葬儀の時に故人を撮るのはアリ? 荘口リポーターがイマドキ事情を調査!

2016年06月02日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

スマホが普及して、今やいつでもどこでも気軽に写真撮影ができる時代になったが、あなたは葬儀で故人の死に顔を撮ることについてはどう思うだろうか?



インターネットでのアンケートでは約半数の人が遺体の撮影を「許容しない」と答えた一方、10人に1人は、実際に故人の死に顔を撮影したことがあるという結果が出た。
実際に街で取材を行うと、亡くなった夫の死に顔を撮ったという60代の女性や、母親の安らかな姿を撮影し、スマホに保存しているという30代女性などがいた。


近しい人の死に顔をあえて撮影する理由、それは「最愛の人の全てを残しておきたい」「幼い娘にも母のことを覚えていて欲しいから」など様々なものがあった。
中にはブログに故人の写真を載せる人もいたが、そこには「遠く離れた家族と思い出を共有したい」という思いが込められているという。

故人を偲ぶ方法も今、変わりつつあるのか、とある葬儀会社では、葬儀の様子を撮影してアルバムにするサービスを3年前から開始したという。
取材させて頂いた方にアルバムを見せてもらうと、棺に納まる祖母の姿が収められていた。

ではなぜ近年、故人の写真を撮る人が増えてきたのか?取材した荘口彰久リポーターは…



荘口「家族葬が広まり、葬儀を自由にとらえる人が増えてきたからだということです」

では、あなたが亡くなった時、写真撮影されるのはOKだろうか?
番組がネットで意見を募ったところ、「許容する」「どちらでもよい」という答えが約5割を占めた。

この話題に関して、コメンテーターの古市憲寿さんはこうコメント。

古市「本人の意思を尊重したいですよね。これから遺書で、撮っていいのか、SNSにあげていいのかということを細かく指定する人が増えそうですね」

キーワード: ニュース独自
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