舛添知事の“第三者調査”は本当に調査しているのか大調査!

舛添知事の“第三者調査”は本当に調査しているのか大調査!

2016年06月06日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane



東京都の舛添要一知事の“公私混同”疑惑はいつ解決するのか。
早ければきょう、知事自らが「“第三者”の弁護士」に依頼した調査結果が公表される。
しかし、小倉の頭には誰もが気になるこんな疑問浮かんでいた。

小倉「舛添さんに頼まれた“第三者”と言われる弁護士は、どのぐらい調べてるんでしょうね?」

そこで、とくダネ!が公表より一足早く「“第三者”がどこまで調査しているのか」を独自検証した!

2012年7月、舛添知事は東京都内にある自宅近くの古書店で購入したとされる美術関連の本の代金1万3000円分を収支報告書に記載している。
しかし 古書店の主人は、舛添知事が普段から個人用に美術関連書籍を多く買うことから「自分の趣味のための本だったのでは」と指摘。
はたして、この古書店に弁護士から問い合わせはあったのか?



続いては宿泊費の公私混同疑惑。
知事は2013年とおととしの正月に家族で千葉県木更津市の『竜宮城スパホテル三日月』に宿泊、その費用を「会議費」として計上していた。
ホテルに、“第三者”から問い合わせがあったのか伺うと…「お答えすることはできない」との返答。
では、2009年と2011年のお盆に宿泊した沖縄県の高級リゾートホテルはどうなのか?
さらに、2010年のお盆に泊まった山口県の高級ホテルはどうなのか?
“公私混同”疑惑のある2つのホテルを取材すると…

「舛添氏に関する弁護士からの調査や問い合わせは一切ない」と、事実確認すら行われていなことが発覚。

他にも美術館視察や飲食費、書籍代、中古車購入など15の疑惑について調査した結果がこちら。



半数を超える8カ所が「“第三者”からの問い合わせはない」という答え。
他の関係先も「回答拒否」などで、問い合わせがあったことが確認できたところは1つもなかった。
この結果について、過去に別の「第三者委員会」への参加経験がある落合洋司弁護士はこう語った。



こんな状態で、都民を納得させることができるのだろうか?
調査結果の公表が待たれる。

キーワード: ニュース
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