舛添知事VS阿部悦子リポーター直球勝負「やめる気あるの?」
舛添要一都知事の政治資金を巡る疑惑に対し、きのうついに“第三者”の調査結果が公表された。
会見で初めて氏名が公表された“第三者”の弁護士2人は129件、合計440万円の支出について「不適切」と判断。
一方、自宅を兼ねた事務所の家賃や、湯河原の別荘で使用した公用車、肌着やパジャマなどの消耗品については問題なしとの調査結果に。
さらに公私混同が認められる「不適切」な会計であっても、政治資金規正法には支出の使途についての制限がないことから「違法性はない」という。
会見では、マスコミ各社から厳しい質問が舛添知事に向けられたが、はぐらかすような回答ばかり。
そこで、とくダネ!の阿部悦子リポーターが、直球の質問を全力投球!
阿部「知事は今のところお辞めになられる気はないのでしょうか。イエスかノーでお答えいただけますか」
知事「イエスやノーで簡単に答えるような類いの問題であると考えることは、むしろ都民に対して大変失礼だと思っております」
質問に答えず逃げた舛添知事に、すぐさま“二の矢”を放った。
阿部「世論調査で8割の方が『知事は辞任すべきだ』と言っています。一度お辞めになって選挙で民意を問うご判断は?」
知事「厳しい批判を受けていることを踏まえまして、真摯に反省し、全力を挙げて都政のために働くという事でございます」
この会見に、小倉は怒りをにじませ こう皮肉った。
小倉「今回の事で、領収書があれば政治資金はなんにでも使えるってことが分かりましたよ。ただ『不適切と判断されることがあっても違法ではない』と言うことは、舛添さんが悪いのか政治資金規正法がおかしいのか、って話になってきちゃう」
また、結局イエスかノーか、答えられなかった知事に対して
小倉「阿部さんの方を見て「イエス・ノー」って言えばいいじゃない。視線すら全然合わせない。…阿部さんって嫌われてますよね〜(笑)」
阿部「『イエスやノーで答えるのが都民に失礼』と言うより、答えない方が失礼な気がしますけど」
舛添知事は、けじめをつけるため別荘を売却。
不適切と判断された金額分を寄付するというが、これで続投も問題なしと言うことになるのだろうか。