2枚の画像で分かる!『イギリスEU離脱』の損得ポイント

2枚の画像で分かる!『イギリスEU離脱』の損得ポイント

2016年06月27日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

23日のイギリスでEU(欧州連合)離脱の是非を問う国民投票が行われた。



イギリス国民が選んだのは「離脱」の道。
このままイギリスの「離脱」が実現すれば、1993年のEU正式発足以来、初の加盟国離脱という事態となる。
歴史的なニュースに世界経済は大揺れ。
様々な通貨の中で比較的安全と言われる「円」に買い注文が集まり、一時1ドル=99円台まで急騰。
一方、日経平均株価は1300円近く下落して今年最安値となるなど、混乱が続いた。

世界規模の影響はもちろん、もっと気になるのは私たちの暮らしがどう変わるのか?
そこで、とくダネ!は、みずほ総合研究所の吉田健一郎さんの解説を2枚の画像にまとめた。



・株価下落など、やはり企業の多くで利益が悪化する可能性がある。
・円高で海外旅行客が減少…今、日本の経済を支えている人が減るから大きな影響が出てくるかも。




・通貨ポンドが30円程も安くなったのでイギリス製品が安くなる。
・円が高くなったので海外旅行に行くのもオトク。
・輸入品が安くなるので、いろんなところで「円高還元セール」が開かれるかも。

…と、ここまで書いたが、世界経済への影響などトータルでみると結局、損をする部分が多いという。
IT関連企業ドワンゴをはじめ十数社の取締役を兼任する夏野剛さん(@tnatsu)は、イギリスに進出する日本企業への影響をまとめた。



夏野「イギリスを拠点にしている日本企業でもメーカー系は大きな影響があります。EU圏内は関税とかもないし移動の自由もあるので、ヨーロッパ全体をカバーするためイギリスを拠点にしている企業は、離脱となったら移転せざるを得ない。ただ工場を建てているところはそう簡単に移転できないので大変なことになると思います」

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