永六輔さん(83)大往生…小倉「とくダネ!が好きだったんですよ」
日本のテレビ創生期から広く放送界で活躍し続けた永六輔さんが、先週木曜日に肺炎で亡くなっていたことが分かった。
83歳だった。
全米第一位に輝いた坂本九さんのヒット曲「上を向いて歩こう」をはじめ、「こんにちは赤ちゃん」「見上げてごらん夜の星を」など時代を超えて今も愛される数々の名曲を作詞した永さん。他にも、放送作家やラジオパーソナリティなど、さまざまな分野で才能を発揮。老いや死をテーマにした書籍「大往生」は200万部を超えるベストセラーとなった。
2010年にはパーキンソン病を告白したが、40年以上司会を務めるラジオ番組には出演。その声は小倉も聞いていた。
小倉「私も様々なことで永六輔さんの影響を受けた一人だと思うんですが、ラジオ番組は本当によく聞きました。最後は、(病気で)お話になれなかったけど周りの人がみんなで永さんを支えて…。この前、その番組を違う形で継承していた番組が終わったんですよね。それを聞いた時はショックで。それで今回の訃報じゃないですか。悲しいね」
小倉は、同じ放送人の大先輩である永さんの思い出を語った。
小倉「永さん、実はとくダネ!好きだったんですよ。亡くなられた奥さまがよく見てくださって、それで永さんが見るようになって、いろんなことをお話してくださったんです」「(江戸っ子の永さんに)『小倉君は秋田の出身だけど江戸弁が話せるんだよね』って言われたのが嬉しくてね」
小倉「まさかこんなに早くお別れが来るとは…残念です」