速報!善光寺の「生き仏」セクハラ否定も…“罷免願い”が本山に!
日本を代表するお寺、長野県・善光寺。江戸時代には「一生に一度は善光寺参り」という言葉が流行したほどで、本堂は国宝にも指定され、年間約600万人の参拝者が訪れる。この寺は天台宗と浄土宗の2つが共同で運営していて、セクハラ&パワハラ問題が浮上したのは、天台宗側のトップである小松玄澄貫(かん)主(す)(82)だ。そして、今日午前、寺に関係する寺院などが、罷免を求める申告書を天台宗の本山に送ったという。つまり…トップ住職がピンチということだ。
小松貫主は、住職の中でも「生き仏」と呼ばれる偉〜いお方なのだが、食堂の賄い係だった60代の女性はある日、信じられない言葉をかけられたという。
「夜、一人じゃ寂しいだろ?」
女性は、このようなセクハラまがいの発言を受け流していたところ、売店への異動を命じられたという。他にも被害を訴える女性がいて、“雲の上の人”の存在である小松貫主が、僧侶や信者たちから辞任要求を突き付けられているのだ。
きのう、騒動になって初めて小松貫主がカメラの前に現れたのだが、その顔は緊張で仏頂面のよう。「生き仏」というくらいだから、仏頂面でもいいのだが…。
小松貫主「適材適所、職員としては不当異動ではありません。規則通り行った異動」
「(セクハラ)発言をしたということはありません。噂はあるかもしれません」「お互いに『ああだこうだ』と言っている職場ですから」
では、仏頂面という言葉が出たので、ここで仏にまつわる言葉を思い出してもらいたい。
●「仏の顔も三度」
いかに温和な人でも、たびたび無法を加えられたら怒り出すこと。
●「仏作って魂入れず」
苦労して物事をほとんど達成したのに肝心な事が欠けていること。
● 馬の耳に念仏
いくら説き聞かせても、無駄なこと。
この騒動を、これらの言葉で例えるのも変な話だが、どれがピッタリ当てはまるのだろうか?