奈良市職員が職場にマジ仕様の筋トレルーム建設 ただし無断
奈良市のゴミ処理施設に併設された5階建ての立体駐車場の中に、職員が無断でとんでもないものを作って大問題となっている。それは…「トレーニングルーム」。
駐車場にトレーニングルームとはどういうことなのか?どうなっているのか?
奈良市から撮影OKと聞いて、番組スタッフが現地にとんだところ…トレーニングルームを作ったという職員が取材直前になって鍵を持ったまま帰宅したため、まさかの立ち入り拒否。スタッフは心の中で叫んだ。「そんなのあり!?」
だが、ようやく入手した写真がこれだ!
壁はベニヤ板。天井はブルーシート。手作り感満載ではあるが、ベンチプレスをはじめ腹筋や背筋を鍛えるための器具がズラリ。快適にトレーニングができるように、エアコン3台、扇風機2台を設置するというこだわりぶり。職場に勝手にこんなものを作ったことに、うしろめたさは感じられない。
このトレーニングルームを作ったのは奈良市の環境清美センターの職員10人ほど。約10年前から自分たちの小遣いで道具を買いそろえたものとのこと。ただし、エアコンなどの電気代は税金から支払われた形になる。
驚くことに職員たちが勝手に作ったものはこれだけではない。施設の中に「休憩室」まで作っていたのだ。
中をのぞいくと、テレビや冷蔵庫だけでなく空気清浄機までそろえる充実ぶり。さらに!奥をよ〜く見てみると…アダルトビデオのVHSテープが山ほどあったのだ。今どきVHSを楽しむにもデッキがなくて大変だろう…いやいや、そんなことよりちゃんと仕事しろよ!
体を鍛えて、しっかり休む。ある意味、意識高い系なのかもしれない。
奈良市は充実した職場を作り上げた関係者の処分を検討しているという。