中国人の『爆・潮干狩り』第2弾! 貝の行先について行ってみた
東京湾沿岸で行われる『爆・潮干狩り』。中国人が大量の貝を獲って持ち去る姿は、以前とくダネ!の「直撃御免」でもお伝えし、一部で大きな反響を呼んだ。
そこで一番気になるのは、そんなにたくさん貝を獲ってどうしているのか?ということ。周辺住民の間では「お店で出しているらしい」とのウワサが立っていた。そこで『爆・潮干狩り』第二弾は貝の行方を「直撃御免」!大量の貝を詰めたカゴを持った人が向かったのは…
なんと、まさかの電車移動。一体どこに行くのか調べるためには密着取材しかない。そこで自由に貝を獲れる江戸川で、潮干狩りをしていた61歳の中国人男性に声をかけた。男性が狙うのはハマグリに似たホンビノス貝。
3時間かけてカゴ×1、袋×2つ分の貝を獲った後、電車で向かったのは・・・闇市場でも怪しいお店でもなく、何のことはない、男性の自宅だった。しかし、家の中で取材班は驚きの光景を目にする。
冷凍庫がホンビノス貝で満杯!
風呂場の湯船も、砂抜き中の貝で一杯。なぜこんなに大量の貝を獲っているのか?実は、男性の故郷・福建省は海沿いに面した土地なのだが、潮干狩りなどの規制が厳しいという。自由に貝を採れる江戸川は、まるで“楽園”のような場所。ここで獲れた貝は20人以上もいる親戚に配っているそうだ。さらに奥さんは『爆・潮干狩り』する理由をこう語った。
「中国では市場に売っている物の方が信用できないの。自分で採った物が一番信用できるのよ」
食品偽装・産地偽装問題がたびたび伝えられる中国。自分の身を守るための知恵なのかもしれない。
男性は貝のスープに炒めた白菜と乾麺を入れた料理を作り、「これが福建省のソウルフードなんだ」と言いながらおいしそうに食べていた。すると奥さんは、取材班にも同じ料理を出してくれた。