中国人の『爆・潮干狩り』第2弾! 貝の行先について行ってみた

中国人の『爆・潮干狩り』第2弾! 貝の行先について行ってみた

2016年07月18日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

東京湾沿岸で行われる『爆・潮干狩り』。中国人が大量の貝を獲って持ち去る姿は、以前とくダネ!の「直撃御免」でもお伝えし、一部で大きな反響を呼んだ



そこで一番気になるのは、そんなにたくさん貝を獲ってどうしているのか?ということ。周辺住民の間では「お店で出しているらしい」とのウワサが立っていた。そこで『爆・潮干狩り』第二弾は貝の行方を「直撃御免」!大量の貝を詰めたカゴを持った人が向かったのは…



なんと、まさかの電車移動。一体どこに行くのか調べるためには密着取材しかない。そこで自由に貝を獲れる江戸川で、潮干狩りをしていた61歳の中国人男性に声をかけた。男性が狙うのはハマグリに似たホンビノス貝。
3時間かけてカゴ×1、袋×2つ分の貝を獲った後、電車で向かったのは・・・闇市場でも怪しいお店でもなく、何のことはない、男性の自宅だった。しかし、家の中で取材班は驚きの光景を目にする。



冷凍庫がホンビノス貝で満杯!



風呂場の湯船も、砂抜き中の貝で一杯。なぜこんなに大量の貝を獲っているのか?実は、男性の故郷・福建省は海沿いに面した土地なのだが、潮干狩りなどの規制が厳しいという。自由に貝を採れる江戸川は、まるで“楽園”のような場所。ここで獲れた貝は20人以上もいる親戚に配っているそうだ。さらに奥さんは『爆・潮干狩り』する理由をこう語った。

「中国では市場に売っている物の方が信用できないの。自分で採った物が一番信用できるのよ」

食品偽装・産地偽装問題がたびたび伝えられる中国。自分の身を守るための知恵なのかもしれない。

男性は貝のスープに炒めた白菜と乾麺を入れた料理を作り、「これが福建省のソウルフードなんだ」と言いながらおいしそうに食べていた。すると奥さんは、取材班にも同じ料理を出してくれた。



しかし東京湾で獲った貝は、正直いってちょっと抵抗がある。ドキドキしつつ食べてみた感想は?

ディレクター「砂がジャリジャリ残っていて…。ダシはいい味なんですよ、ダシは」

そう。貝の砂抜きには海水程度の濃度の塩水が適当とされるのだが、男性の家では先ほど紹介したように、湯船に張った真水を使っているので砂が抜け切れていないようなのだ。。。
自慢のソウルフードは残念ながらスタッフの口にはあまり合わなかったようだ。
それはともかく、ルールやマナーは守って安全に潮干狩りを楽しんでほしい。
 
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