小池百合子・新都知事の“懐刀”“ブレーン”生出演!知られざる知事選ウラ話
圧倒的な得票数で史上初の女性都知事になった小池百合子氏が、今日午前9時半過ぎに初登庁した。
振り返れば今回の都知事選は、小池氏に不利な状態から始まった。立候補の意向を示した小池氏に対し、所属する自民党は推薦を拒否。さらに自民党東京都連は『非推薦候補を応援したら除名』という文書を配布。そんな“締め付け”を無視し、選挙戦の最中ずっと小池氏をサポートし続けてきたのが自民党の若狭勝衆議院議員だ。
今日の「とくダネ!」は若狭議員をスタジオに招き、今だから言える都知事選のウラ事情に迫った。
小倉「小池さんを応援したのは、何がきっかけだったんですか」
若狭「女性都知事を実現するというのが、東京都、そして日本のこれからのために絶対必要だという信念です」
女性が活躍する姿を国際社会に発信することが日本のために必要だと話す若狭議員は、自民都連が推薦する候補を決めた場で、こんなことがあったと話す。
若狭「増田寛也さんを推薦することに賛成の人は手を挙げてくださいと言われましたが、私は小池さんがいいと思っていますので手は挙げてないんです。にもかかわらず『全員一致で増田さんを支援した』という文書を東京都の党員に配っているんですよ。僕は重大なコンプライアンス違反で、一部の人間が勝手に物事を決めている“ブラックボックス”の事象だと思っております」
若狭議員が除名されるかどうかはまだ決まっていない。その若狭議員には一部から「副知事になってほしい」という声もあがっていると言う。
若狭「これだけの支持を受けて知事が誕生したので、私も力を尽くさなければいけないとは思うのですが、一方で私は国会議員としてテロ関係の法律を整備する仕事もやらなければならない。テロ対策は東京オリンピック・パラリンピックに絡んでくるので、ひいては東京都にも役立つことになる。そういう意味で国会議員に残るのか、都政の道に進むのか、そのほかの道があるのか、悩ましい」
小池都知事による都政運営は今日から始まる。
待機児童、高齢化、都市防災…山積みの課題にどう立ち向かうのだろうか。