体操男子団体が祝・金メダル! しかし会場のママ軍団は見ていなかった!?

体操男子団体が祝・金メダル! しかし会場のママ軍団は見ていなかった!?

2016年08月09日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

リオデジャネイロオリンピックで体操男子団体が悲願の金メダルを獲得!
内村航平・加藤凌平・山室光史・田中佑典・白井健三の5選手が技を決めた瞬間や優勝決定の瞬間、歴史的メダル授与式の瞬間は、何度見ても胸が熱くなる人も多いだろう。
オリンピックの男子体操団体金メダルは、2004年アテネ大会以来3大会12年ぶりという快挙。
というわけで今日は現地特設スタジオに選手全員…ではなく選手たちの『お母さん全員』をお招きした。

ここで、息子たちも金メダルなら、金メダル級だったママたちのスタジオトークを抜粋しよう。



小倉「内村君のお母さんは、最後の床が終わった瞬間もまだ泣きそうな顔をしてましたね」
内村ママ・周子さん「今まで『えっ?』て思うようなことを何度も味わってきたので、他の国の選手全員が16点連発したらどうしようとか、あり得ないことが起こるんじゃないかと思って」

小倉「白井君のお母さんはすごい声出してましたね。最後床で16点マークした時、ほっとしたでしょ」
白井ママ・徳美さん「予選の出来栄えがいつも健三らしくなかったので、今日は本当にほっととしました」

小倉「加藤君は本当に安定していた。去年8月に大けがして最終選考会にギリギリで間に合って。それから思うと今回の活躍はどうでした」
加藤ママ・由美さん「いや〜本当にしっかりしてるなと。体操だけはしっかりしたなと思います」

小倉「山室君のお母さん、ロンドン五輪を思い出しますよ。跳馬で怪我して体操が出来なくなって。それが代表になって。しかも吊り輪で活躍して、嬉しかったでしょう」
山室ママ・礼子さん「代表に入れるのも奇跡だと思ってるんですね。入ってくれるだけで嬉しいっていう一言なんです」

そして、ロンドン五輪で活躍した体操三兄姉の末っ子、田中佑典選手のお母さんにはこんな質問。

小倉「田中さん、どうやったら体操のうまい子供を3人も育てられるんですか?」
田中ママ・誠子さん「わたしは生んだだけで何にもしてません。みなさんのおかげです」

選手たちに負けず劣らず、お母さんたちもとっても強い団結力で熱い応援を繰り広げていたのだが、笠井アナウンサーが「息子の演技は目をつぶらず見られました?」と聞くと意外な事実が分かった。

なんと5人中3人のお母さんが、『息子の演技は見られない』というのだ。

白井ママ「わたしはいつもビデオを撮るんですが、肉眼では見られないです」
山室ママ「よくて6種目中3種目見られればいい方で、みんなに何しに会場に行ってるんだって言われます」
内村ママ「勝ってる時は特に見られないんです。私が見てて失敗しないように…と思ってます」

金メダリストというと雲の上の人のように思えるかもしれないが、そこはやっぱり人の子。素敵なお母さんたちの愛情と支えがあってここまで来たことがよく分かるオンエアとなった。

ちなみにこの金メダル決定直後にはとくダネ!の放送が迫っていたため、実は小倉もメダル授与式は見ていなかった。もしかしたらテレビの前にいたあなたの方がオリンピックを特等席で見ているのかもしれない。

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